地方の普通列車だがTGVにも引けをとらない先頭形状の電車3両編成。
乗降扉は各車中央に1箇所づつ、パンタグラフは中間車に1つ。
乗降部は低いホームに合う様に低床となっている。
その扉横の壁は直接自転車が掛けられる溝がついていた。
この自転車スペースには折り畳み椅子も用意されている。
低床の乗降部に対し2段分高くハイデッカーの様に感じる両端の客室部。
デッキ側には広い荷物置き場もあり優等列車の雰囲気。
座席は2+2列の方向固定で1対の向かい合わせ席の後ろに同じ方向で座席が並ぶ。
少々背もたれの角度は少々きついがとてもローカル列車とは思えない。
シートピッチは狭めだが、
シートバックには折り畳みテーブル、足元にはバー式のフットレストがある。
スピードも速く所要時間は往路の在来線区間を走るTGVより短い。
昼食はフランスバスクの中心都市バイヨンヌで買ったパンと生ハム、
日本ではとても手がどかない価格だが切り売りで65グラムが1.63ユーロ(約260円)。
半室が1等席となっている先頭車、車体中央のデッキ部にトイレがあり、
その向かいの壁には折り畳み椅子がついている。
デッキを挟んでその反対側はカウンター風になっていた。