チケット、この列車は一等軟座となっていた。
二等も軟座扱いで特別料金なのかと思ったが
料金は距離がほぼ同じ大連−瀋陽北の特快軟座と同じ87元(約1300円)。
とすると2等は硬座料金のはずで、何故この列車だけ一等・二等と付くのか解らない。
動力集中方式で両端動力車+客車8両の10両編成。
動力車サイドのマークと文字、下にCHINA STARと書かれている。
この名前はユーロスター(欧州之星?)を意識しているのであろう。
出発前、出入り口に乗務員が立つ。
1等軟座、2+2列で、全席車体中央の方向に固定された集団見合い配置。
中央の向かい合わせ席には間に大きなテーブルがある。
他の軟座に比べれば良いがリクライニング角度は少なくシートピッチも日本の特急普通車並み。
座席は全カバーが掛けられた上に白い座布団と枕カバーが掛けられている。
シートバックのモニターでは複数チャンネルで番組が放映されていた。
カーテンはブラインド式、荷棚付け根部分に読書灯がある。
デッキと客室の間の仕切はガラス製、
仕切上部にはLEDの案内表示盤がある。
乗降扉の丸窓とガラス仕切はICEが意識されている感じ。
片端には化粧室と車掌があり、壁に冷水器もある。
トイレは洋式で中に洗面台がある。
便座カバーの紙がセットされた状態になっていた。
2等席、車体幅が小さいのか3+2列で通路が狭く感じる。
こちらも座席方向は中央向き固定で、真ん中だけ大テーブルの向かい合わせとなっている。
幅が狭いからだろうか、座席に肘掛けは無い。
リクライニング機能も無さそうだが、背もたれははじめから結構寝た状態になっている。
出入り口付近は両側とも2人掛けとなっていた。
6号車が2等だったのでここで引き返したが、更に1両向こうの5号車にビュフエがあった事を後で知った。
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