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'05-4 バルト海沿岸の国々
ラトビア 普通電車

リガ − マユーリ
RIGA − MAJORI

リガの郊外、ユ−ルマラ海岸の中心マユーリまで往復した。

リガの駅はショッピングセンターの入った大きな駅ビルになっている。


後ろのアーチ屋根が並ぶ建物は中央市場、市民の台所であるが
肉、魚、そしてチーズやパン、ハチミツなどの専門店がエリア毎に密集していて観光客も楽しめる。
建物は元々飛行船ツェッペリン号の格納庫だったらしい。


市内を流れるダウガワ川を渡る電車、これら3枚は聖ペテロ教会の上から撮影。


駅の窓口で買っても切符はレシート状のもので、車掌が検札時四角いスタンプを押す。
リガ − マユーリ間の往復で1.01LS(約200円)。


まさに鉄人28号という感じのER2系電車。


ソ連型電車には似合わない明るい色を塗られた電車もある。
塗色は種類かあるが特に路線別という感じではなかった。


編成は4両1ユニット、前面窓の上に表示器が設けられている電車もある。。


直線的な前面をした先頭車もあり、両端で先頭車が違うタイプになっている編成も多い。


角形タイプは先頭部の側面上方に表示器が付いている。


広軌なので幅の広い車内
座席は3+3列向かい合わせの6人ボックス配置。


車端部だけは2人掛け席がある。


クッションが無く背もたれが低いホームのベンチの様な座席。
窓は2重ではないが酷寒に耐えられる頑丈そうな物だった。


ホームが低いので乗降部には3段のステップがあり、
どの様な時に下ろすのかわからないが、ステップを覆う鉄板がサイドに立っていた。


デッキ部分、乗降扉は両開き。
客室との仕切扉は片開きだが、戸窓は縦長のものが2枚付いていた。


上の方についた小窓と3つの蝶番が目立つ貫通扉、
変電所の施設の中みたいな雰囲気だ。


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