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'05-3 チュニジア
Train Express &
Direct Cilm
チケット
1回目の乗車、 Direct Cilm チュニス−Bir Bou Regba(チケットはナブールまで)
1stクラス 左上
2回目の乗車、 Direct Cilm Bir Bou Regba−ハマム
Lif(チケットはナブールから) 2ndクラス 左下
3回目の乗車、 Direct Cilm チュニス−ガベス 1stクラス 右上
4回目の乗車、 Train Express Kalaa Seghira(スース郊外の街)−チュニス Cクラス 右上
チケットに号車/座席が記されているが皆好きな所へ座っていて、
車掌も検札時等級を確認するだけで実際は自由席と化している。
車両には号車の表示が無かったので2等だと指定された車両が判別出来ない。
料金は最長のチュニス−ガベス(乗車6時間)の1等で18.5ディナール(約1600円)
チュニス発 − マハディア行き Direct Cilm 5-22/59列車
写真の車両はビュフエカウンター付きCクラス&1等車。
ガベス発 − チュニス行き Direct Cilm 5-13/70列車
エアコン付き直通列車 という急行か特急にあたる格付けの列車。
チュニス発 − ガベス行き Direct Cilm 5-12/51列車
この列車には始発から終点まで6時間乗り通した。
途中スースで機関車を反対側に付け替え進行方向が変わる。
スファックス発 − チュニス行き Train Express 5-74列車
最上級のコンフォートクラスとファーストクラス(1等)のみで構成され、
途中、チュニジア第3の都市スースも折り返しタイプ駅なので
通らずに郊外の駅にだけ停車する超特急。
わざわざタクシーで郊外へ行ってこの列車に乗ったが、
Direct Cilmと同じ様な客車3両(電源車込み)だった。
違いは女性の客室乗務員が乗っていておしぼりと
飲み物(車販で売っているコーラ、ジュース、水)がサービスされた事だった。
Cクラス&1等合造車のビュフエ寄りの車室。
シートの枕部分が大きい。最上級であるComfortクラスの座席。
シートピッチが広く、座席後ろには足置きのパイプがある。
座席下のサイドにロックペダルらしい物があり元々は回転機構付きだった様だが、
座席の方向は固定されていた。
仕切にある空調部の模様がチュニジア風。
合造車のもう一方、ファーストクラスの座席。
背もたれの枕部分が小さくなっていて、Cクラスに比べシートピッチが狭い。
Cクラスと1等席はほとんど見分けが付かなく注意が必要。
私も1回目は全く気付かずに1等チケットでCクラス側に座り、
3回目の乗車で検札時に車掌の指摘があり、初めてCクラスの存在を知った。
4回目の乗車ではCクラスのチケットを持っていたが
空いている席が無く1等席側に座る事になった。
車端のビュフエカウンター。
現在は車販準備スペースとして使われているだけの様子で
車内販売員がいるときだけ商品を買える。
ミネラルウォーターと1.5ディナール(約130円)のサンドイッチ。
チキン、ポテト、オリーブの実などが入っていてハリサの辛みが効いて美味しかった。
サンドイッチにはもう一種類、ツナとオリーブの辛くない物もあった。
背もたれがプラスチックで出来た新しい座席の車両。
車両の外観に1等の表示や黄帯な無いので2等車と思われるが、
C&1stクラスで構成されるTrain Expressの2両目に連結されていたので
ファーストクラスとしても使われている可能性がある。
シートバックには大きなテーブルがあり、ノート型パソコンを置いて使っている人もいた。
この座席は元々回転機構が無く、足元がスッキリしている。
一般的な2等席、集団見合い形に配置された固定クロスシート。
こちらは座席背面にテーブルはなく、前面と同じクロス張りになっている。
C&1stクラス合造車と反対側の編成端には半室2等の電源車が連結される。
客室部分がどの様に扱われているかわからないが、
C&1stクラスで構成されるTrain Expressの3両目もこの様な半室2等の電源車だった。
半室電源車の2等席部分、窓がブラインド組込みになっていた。
製造された年式で違うと思われるが、
座席は枕部分が小さくなっていなく、
天井の蛍光灯は2列になっている。
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