鉄道世界旅行ホームページ
'03-4
ドイツ・オーストリア

ザルツブルク発−ダルムシュタッド行き IC2294  

ザルツブルク Salzburg Hbf13:586発 − シュツットガルトStuttgarrt Hbf18:00着

かっては国境審査場で隔てられていたザルツブルクのドイツ行きホーム

EUの枠組みのある現在は自由に往来出来るが、
他のホームの中央あたりから始まる頭端式ホームなので
疎外された感じは残っていた。

このインターシティにも列車愛称がなかった。

今回は最後尾が流線型の制御客車。


機関車は101型、始発のザルツブルクでは先頭だったが途中ミュンヘンで進行方向が変わった。
下車したシュツットガルトでも進行方向が反対になり、再び機関車が前で運転される。
日本の様に座席の方向が変えられないのは、この様に進行方向が頻繁に変わるのが
大きな理由になっているだろう。


1等オープン車両には公衆電話ルームがあった(残っていた?)。


座席の色がスゴイ 1+2列の1等オープン席。
端の1ボックスだけ向かい合わせであとは同一方向を向いている。


2等オープン席は2+2列でJR特急の様なシートだった。
座席の向きは集団見合い型。


モケットの色がオープン席と同じ1等コンパートメント。


通路側の仕切はガラスが大きく開放感がある。


同じ6人室だが、1等に比べ多少狭く座席がバケット形状の2等コンパートメント。


かってIR用であったと思われる斬新な車両の1等オープン席。
1+2列の座席配置だがシートは安っぽい。


同じ車両のコンパートメント部の広い通路。天井が波打っていて高い。


その1等個室、仕切は総ガラス。


4人部屋で座席脇にもテーブルや荷物スペースがあった。
ビストロカーが近かった事もあり、このタイプの席を選んだ。


半円形のテーブルが並ぶビストロカー。


トワイライトエクスプレスのラウンジの様に席は全部同じサイドを向いていて、
後方になる側は座面が1段高くなっている。


カウンターはコンパクト、上にグラスが吊られている。


ショーケースには商品が並べられ、中は食器などが積まれている。


ビストロカーメニュー、ビールと豆のスープ(パン付き)。
この列車では座席に持ち帰って食べても良く、
車掌が持ってきてくれるサービスも行われていた。


写真の無断転載を禁止します。