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'03-4
ドイツ・オーストリア

オーストリア ワンマンディーゼルカー
ウィナーノイシュタッド発 − Fehring行き E2707列車

ウィナーノイシュタッド Wiener Neustat20:46発 − バッド ブルーマウ BAD BLUMAU 21:15着

1日数往復しか走らないローカル線、覚悟していたとおり
ホームに入ってきたのは単行のディーゼルカーだった。
ワンマンカーはドイツなどでも乗ったことがあるので特に気にしていなかったが、
何かが違った・・・。

・ローカル線の普通列車なのに通過する駅が多すぎる!!
・下車していく乗客を観察するとドア横にある黒い箱のボタンを押す人がいる。
・駅に停まるときは必ずその黒い箱が点灯して文字が表れている。
・時折、ボソッと一言だけ放送が入る。

乗車客が無く降車ボタンを押さないと列車は停まらない
日本の路線バスの様なシステムだという事が段々と解ってきた。
車内に路線図や停車駅の表示が無いので旅行者には不便、
停車駅が近付く時間帯になると気が抜けなかった。

直線的デザインの両運転台気動車。


客室はローカル用ワンマンカーとは思えない程ゆったりとした4人ボックス席。
中央にも仕切があり2つに分かれている。


座席の真上に荷棚がある。


仕切ドアの横にある黒い箱は”とまりますボタン”。
駅に近付くと運転手が駅名を放送し、下車する乗客はこのボタンを押さなければ停まらない。
私には聞き取り難く途中駅も知らないので列車交換で長く停車した際に
BAD BLUMAUで停まる様に運転手に念押ししておいた。


出入り口付近。自転車などが置ける広々としたスペースになっている。
低いホームに対応して乗降ドア部分はかなり下がっている。
又、市電の様に刻印機まで用意され、こちらにも降車ボタンがある。


広々としてスッキリ感がある運転室。
左のアーム台に切符を発行する機械がある。


運転手がレジ型の機械をたたいて発券。
途中駅停車時は乗務員扉が券売窓口となる。


このローカル線沿線のバッド ブルーマウまで行った目的はこの奇抜なスパリゾートホテル。
ウィーン市内にある集合住宅やゴミ焼却場で有名なフンダートヴァッサーの設計で
直線が使われてないデザインになっている。



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