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'03-4 ドイツ・オーストリア
保存蒸機機関車運転列車
Metzingen − Bud Urach
(シュツットガルト近郊)
まさに蒸機機関車盛り沢山といった
この日のメインはシュツットガルト中央駅からREで45分程度離れた
MetzingenからBud Urachまで約10kmの支線。
この日、この区間では特別ダイヤが組まれ、
日中を中心に多くの列車が52 7596牽引の客車編成で運転された。
52 7596はEFZ Eisenbahnfreunde Zollernbahnという趣味団体が保有する機関車で
Korntalからの線で朝撮った50 3636と同じ型式だが、
デフレクター、スノープラウの有無、煙突形状、テンダーなど対照的なバリエーションになっている。
まずは気動車列車で終点のBad Urachまで移動し線路に近い道を戻るように歩いた。
1つ手前のBad Urach Wasserfallまでは平坦線で、更に先へ行ったところの
見通しが良い草地で撮影。他に約10名程列車を撮影する人がいた。
1本目はBad Urach Wasserfal 13:14着のRB230列車
返しのBad Urach Wasserfal 13:30発RB233列車はバック運転なのでサイド流し
次のRB234列車までの40分別の撮影場所を探したが、良い所が見つからず
同じ草地でサイド気味に撮影する事にした。
鉄道模型のレイアウト的な雰囲気。
Bad Urach Wasserfal 駅付近は蒸気機関車目当てでは無く山の方へ歩いて行く人が大勢いて
路上駐車の取り締まりでパトカーも出ていた。
RB237列車は舟底形テンダーを先頭にBad Urach
Wasserfal 駅にやって来た。
駅は無人駅で自動券売機はあったが普通の乗車券が有効か判らず買わなかった。
検札に廻ってきた車掌から切符を購入。Metzingenまでの料金は2.15EUR(約300円)で
一般列車と変わらない様だった。
小型の客車だが標準軌なので2+2列で通路も広い。
端のボックスの出入り口部分は短い仕切り板が付いていた。雨よけだろうか。
降りる際に撮影した隣の客車、こちらは板張りの椅子。
大型テンダー機だが後ろ向きの視界は悪く無さそうだ。
最後はMetzingen近くの住宅地で撮影。
最後尾のオープンデッキは展望席。
7510
ウルム駅近くの線路際で01牽引列車の帰りとこの列車を待ていたが日没まで来なかった。
ミュンヘン方面行きICEを待っている時、奥のホームに蒸気機関車を発見。
機関車は軸配置1C1のタンク機75 1118だった。
来るのも遅かったのでしょうがないが、
後で資料を読み返して私が見当違いの場所で待っていた事がわかった。
ウルムが出発地でドナウを遡るようにツットリンゲンまでの約135kmを往復するツアーの帰りで、
終着がここウルム中央駅なので乗客はみんな下車。
乗車するICEがホームに来る直前に機関車が客車から切り離され単機で走るのが見えた。
この列車も車体が短いオープンデッキの客車だったが食堂車も連結されていた。
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