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2002-3 西欧

Livorno発−フィレンツェ行き
3104列車

Pisa Centrale8:22発-Firenze SMN9:30着


今回の旅に使った、ユーロパスはフランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペインの鉄道に2ヶ月の間の任意の5日間1等車に乗れる2人用のものでUS$612(約8万円)。
1日1人当たり8千円でグリーン車乗り放題だから、お得なパスだった。


制御客車を先頭にした推進運転でホームに入ってきた。


こう運転台で機関車の様な面構えの制御客車。
この先頭車だけ乗降扉が両開きドアだった。


後押しする機関車は連接型のE646、客車に合わせた新塗装になっている。


1等車は開放型、1+2配列の向かい合わせ配置で、枕サイドの直線的な張出しが斬新な広々とした座席。肘掛けにイヤホンジャックがあったが、差し込んでも何も聞こえなかった。
テーブル窓際だけだが、肘掛けの上面も平らで幅がある。


客室の中央辺りに扉付きのガラス製の仕切があった。
優等列車でもない列車に、こんな良い車両はもったいない気さえした。
それでもこの車両を1等だと気づかず腰掛け、車掌に言われて移動する客が結構いた。


2等車は2+2配列の向かい合わせで、インターシティ並みのゆったりさ。
こちらも客室は車両中程でガラスで仕切られ、禁煙/喫煙で分かれている。


列車はアルノ川に沿って東に進む、車窓からは丘の上にある街やブドウ畑が見られた。


 

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