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2002-3

北ミラノ鉄道
Ferrovie Nord Milano

ミラノ 北駅9:40発−コモ Como Lago行き

北イタリア湖水地方を代表する街:コモではあるが
月曜日と言う事もあって行楽客の姿は無かった。
地域の足と言う感じで電車は住宅街をゆっくりと走る。



チケットはカードサイズ、40km1時間少々の乗車で料金は2.8EUR(約330円)。


この鉄道は新旧様々な車両を運転していてミラノ北駅は列車を見ていて飽きない。
ヒサシを付けた切妻のこの車両は制御客車だった。


この車両も制御客車であるが、片運転台でユニットを組まないで客車を牽引する電車もあるので、実質的にクハの様な感じ。


機関車が牽引する列車もあり、このE.600形は1928年製。


反対側はEB.880制御客車で元ベルギーの車両。


E7600形は4両ユニットのEMUで、空港連絡のマルペンサ・エクスプレスはこれと同形の赤色である。


今回乗車したリベット打ち車体の電車、後ろ2両は無動力で屋根の高さまでバラバラな編成。
先頭のEBD.700は頑強そうな台枠で3扉のうち2扉は低い位置にあった。


反対側のEB.810は制御客車で前後に両開きの折戸がある2扉車。


運転席すぐ後ろは荷物用で、乗客用の扉は中央と後ろの2カ所。折戸の両開きになっている。


客室は3+2配列の小振りなボックス席、前方の写真奥は荷物室になっている。


後ろの客室は、端部に機器室があり3人掛けの奥が向かい合わせの席が無い。


終点 コモ Largo Nordo Lago駅は終着駅。
一番レトロな電車が落書きだらけだったのは悲しい。


駅舎はホーム脇に建っているが、先の方に短いドーム屋根があり、その先の道を渡ればコモ湖がある。


隣に停まっていたEB.740は1950年代に造られた電車で、両開き折戸の2扉車。


反対側のEB.800はEB.740の非動力版という感じだった。


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