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'02-8 中国蒸機撮影
大灰廠
北京市首鋼建材化工廠
北京市南西郊外にある石灰を積み出している専用線。
今回、現地旅行会社手配で事前許可をとって行き、正門から入り
事務所で撮影料100元(約1,500円)支払ったが、
踏切から入りそのまま撮影する人が多い様である。
路線バスでも行けて、専用車で道に迷っていた私達も
385路のバス停を辿って、着く事が出来た。
真夏だが、多少の煙は見られた。
線路は全線複線。列車は進行方向右側の線路を走る。
石灰を積んでいる時はバック運転、力強く走る。
続けて後追い流し。
石灰を積む貨車はトロッコタイプ。
サイドから見たC2。意外とボイラーが長く感じ、四つの動輪は小さい。
軌間は760mm
ガイドが走行中の運転手に交渉し、「乗れ」の合図。テンダーのステップに乗り数十メートル移動。
最後は残された前列車の貨車をそのまま押し込む。前の貨車が次のパートナーとなる。
渡り線の手前で貨車を切り離し、隣が出て行くのを待つ。
この日見られたのは、キャブにペンキで大きく「1」と書かれていたのと
「2」と書かれていた機関車。
前列車が出発するとすぐに転線。
。
ポイント部分で貨車が浮かび上がる様に脱線。
脱線復旧作業。
こぼれた積み荷を線路外側に当てた所を
通過させフランジを持ち上げる。
又もガイド氏が独断で運転手と交渉し、帰路はキャブへ添乗する事になった。
石灰でいっぱいになった貨車を再び連結して準備完了。
満載の貨車を気にしながらのバック発車。運転席は右側。
キャブ内は、運転手、助手、おばさんの鉱員、ガイド、そして私の計5名
途中何度も、飛んでいるような物凄い揺れがいきなりあった。
添乗した時のテンダー、ほとんど粉しか残って無い。
又、運転中一回も石炭を投入していなかった。
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