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'09-5アルザス&アイルランド
ダブリン近郊列車


DART
Dublin Area Rapid Transit

自動券売機で購入したダブリン北西のHowth Junctionからコノリー駅までの切符、
約8km程の距離で料金は2EUR(約270円)。
乗車した駅には自動改札機があったが、
壊れていて駅員も居なく、閉まっているゲート上を越えざるを得なかった。


前面3枚窓のドイツLHB製8100型、乗降扉は外吊り式で片側2箇所。


2両ユニットで1両はトレーラ、
乗務員扉は運転席のある左側にだけある。



車内はクロスシート向かい合わせ、背もたれが低くひじ掛けの無い座席で
荷棚や吊り革類も無い。


低い背もたれの上にガラス製仕切り板が付いている。


1ボックス分座席が無く車椅子などのスペースになっていて、
手助けが必要な時の専用インターホンが用意されている。


プラグドアのアルストム製8200型。


東急製の8520型は4両ユニット、
他のDART車両と同じく片側2扉で運転室右側には乗務員用扉が無い。


ダブリンの中心に流れるリフィ川を渡る。


DART区間は快速運転するディーゼル車両のコミュータ。
一方、DARTが無いヒューストン駅発着路線などの料金はインターシティー並みで割高。


4両ユニットの片側2扉車、スペインCAF製の29000型。


アイルランドは1600mmの広軌、線路の幅が車体幅に迫るほどのガニマタ。
扉下にステップが張り出ているが、それでもホームとの隙間は広い。


車内はクロスシート2+2配列、どの席も一番近い扉から背を向けるような方向に固定され
向かい合わせ席は大型のテーブルがあるが、
その支柱が天井まで伸び掴み棒になっているのは近郊用車両らしい。


扉際は広いスペースがとられている。
向かい合わせでない座席は、前席背面に折りたたみテーブルがあり、
また、ひじ掛けが上がるのは近郊用車両では珍しい。



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