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天津 トランスロール
濱海快速 BMT



新しく開業した天津の路面電車は、トランスロールと呼ばれる
フランスのロール車が開発したゴムタイヤ駆動のLRTで、
堺市新日鐵の敷地内に設けられた堺浜試験線で試験されている車両と
同じタイプが営業運転されている。2008年撮影


レールは1本のみで、斜めに取り付けられたガイド輪がV字に挟み込む。
ポイント部はレールが2本あって切り替える用になっている。
2008年撮影


軽軌と接続している始点・秦達駅を出てすぐの路面に
「動車降弓」と文字が書かれていた。2008年撮影


電車は秦達駅を出てすぐ一旦停車してパンタグラフを下げる。
弓とはパンタグラフを指していた。2008年撮影


電車は右に曲がり、軽軌と高速道路の高架橋をくぐる。
そのうちの道路橋は高さが低い為にパンタグラフを下げてバッテリ駆動で動く事になる。
車両は3両連接で両端に運転台、
ちょっと長さがある連結部と両端にゴムタイヤの車輪が装着されている。
両端の先頭車にある扉に下車門、中間車にある扉に上車門と書かれていて、
中間車に料金箱があり、車掌の他、
抜き打ちで荷物の中身を検査する警備員が乗っていた
2008年撮影


車内はクロスシート、片側2列のシートもあるが1列づつが多い。2008年撮影


車椅子スペースは、寄りかかる為のクッションだけがある。2008年撮影


連節部は台車があるので幌が2つ連なり距離があるが、
Tの字状に開けていて一体感がある。2008年撮影


車端部、運転台は3ステップ高い位置にあり、
運転室と背中合わせに座席が設けられている。2008年撮影


ステップに上がり運転台を眺める。
左半分は機器があって客室から見難い。2008年撮影


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