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市電 大連(中国)

古くから日本との関係が深い大連。
市電を撮りながら街を歩いていると日本にいるような感覚になってしまう。


大連駅から東へ向かって走る203号線。
電車は、日本の路面電車に近い姿をした3000系で、
塗装もほぼ統一されていた。1998年撮影


末端区間は軌道部分が舗装されてなく、剥き出しになっていた。1998年撮影


203号線の広告電車、全体の印象が変わらないようにベースの色は同じになっている代わり
屋根上に広告塔が立っている。1998年撮影


違う色に塗られた電車も走っていた。2006年撮影


大連駅前の直通と車両の大整理が行われた後も
3000系は残った。2008年撮影

扉と窓の桟が金色でレトロが強調された塗装になった。2008年撮影

車内は木目が生かされたレトロ調。
料金は1乗車1元(約16円)、前後に料金箱があり前は運転手後ろは車掌が確認する。
全ての列車が運転手、車掌とも女性が乗務していた。 1998年撮影


座席にちょっと高級感のあるカバーが掛けられ、広告付きの吊革が付いた。2006年撮影


道路と同じく進行方向右側を走る。2006年撮影


昔からの料金箱の上にICカードをチェックする機械が設置された。2006年撮影


料金箱の形が変わったが料金も1回1元から2元と2倍になった。
幅の狭い仕切り壁の上には運転士や車掌の名前が書かれた
服務カードが掲示されている。2008年撮影


歴代の車両の写真が展示されていた電車に乗った。
車内は電灯のカバーがレトロ風になり、つり革が無くなって広告の液晶モニターが付いた。2008年撮影


宿泊したホテルの客室から201号線の始発停留所が遠くに見えた。
道路の渋滞に電車の巻き込まれる様で、暫く何も来なかったり
写真の様に沢山溜まる事があり、運転間隔にムラが出来ている。 1998年撮影


大連駅前から西に向かい沙河口駅まで行く201号線。
大連駅前の東側に203号線、西側に201号線の停留所があり、
線路は一応つながっているが架線が無く直通運転はしていない。 1998年撮影


前面5枚窓、鼻が膨らんだ様な独特なデザインをもつ1000系。
2006年には見かけなかった。 1998年撮影


ロングシートで丸い吊革が並ぶ車内。 2003年撮影


キュービックタイプの7000系。 1998年撮影


この塗装は1000型、7000型どちらでも見られ、当時の標準色だったと思われる。1998年撮影


サイドビューは両開きの折戸が目立つ。 1998年撮影


こちらの路線は広告電車が多くバリエーションが豊富だった。 1998年撮影


切り替え期間かも知れないが広告無しの電車は青色だった。2006年撮影


車内はロングシートで吊革無し。2006年撮影


料金は1回1元、8年前と同じだった。2006年撮影


いちばん新しそうだった2000系、1000系の面影を残しているようなデザインがいい。 1998年撮影


乗っていた列車から後方を撮影。先頭はコカコーラ塗装の2000型
渋滞に巻き込まれ前へ進めず電車が数珠繋ぎになっていた。 1998年撮影


パンタグラフがヒューゲルに換わっていた。
特徴のある外観の2000系は1000系に代わり201路の顔となっている。2006年撮影


もう新しさは感じない運転席。2006年撮影


車内はロングシートで座席はプラスチック製で広告付の四角い吊革がある。
運転席後ろの仕切には液晶モニターがありアニメやCMが放映されていた。2006年撮影


201路の終点、沙河口の手前、業工街から星海公園方面へ伸びる202路、
車両は新型の低床車。2006年撮影


3両連接で中間車が短い。2006年撮影


若干、黒っぽい銀色で落ち着いた感じに。2008年撮影


暖色系のツートンカラーもある。
大連ではラッピング塗装の車両はなくなっている様であった。2008年撮影


編成両端は台車があり床がステップ2段分高くなっていて。2006年撮影


台車上は2+2列のクロスシートのボックス席。2006年撮影


運転席は完全に囲われ運転室となった、運転手の椅子も立派。2006年撮影


中間車は車輪部分の出っ張りが座席になっている。2006年撮影


1編成4カ所ある扉のうち中央寄りの方に料金箱があり車掌が立つ。
両端寄りの扉は下車専用としていて、この扉の間はロングシートになっている。
片道40分程度掛かるこの路線も料金は1元(約14円)と安い。2006年撮影


運転席との仕切り窓が透明になっている。
依然、座席カバーが掛けられているが、柄が良くなっている。


メータもモニター化
運転室の扉はいつも開いている様に感じる。2008年撮影


乗降扉付近にはICカード読み取り機と液晶モニターが付いている。2008年撮影


終点、北河口の先には車両基地があり、2000系や7000系の姿もあった。2006年撮影


大連駅前直通になっても団子運転は相変わらずで運行間隔にムラが多い。
しかも1回の乗車料金は2元に上がっていて、更に
大連駅前を通して乗車する場合は料金が2回分必要な様であった。
2008年撮影


伸延され新しい終点駅、東海公園駅。
大連駅前でかなりの時間待たされたが、
降りるとすぐ次の電車が到着した。2008年撮影


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