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| ロンドンから西方へ80ｋｍ程の所にあるDidcot Parkway駅。 |
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| 駅裏に当たる場所に広大な鉄道博物館ジドコット鉄道センターがある。 |
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| 駅舎とホームとを結ぶ地下通路の先にアクセスするための通路が延びている。 |
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| 通路から地上に上がった所に入場ゲートがある。 入場料はイベントの有無などで異なり通常日は大人£8.5（約1,500円）、これで園内で運転される列車は自由に乗ることが出来る。 |
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| 三角線の一角で内外の線路に挟まれた中洲的な三日月形の敷地。 |
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| 入場ゲートから真っ直ぐ進み線路を渡ったところにメインの展示走行線のEynsham駅がある。 |
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| Main Ｄｅｍｏｎｓｔｒａｔｉｏｎ Lineは三日月の内側に沿った路線で駅間700ｍ程。 無く機回し線は無くOxford Road行きは推進運転で時刻表も無いが約15分おきに往復していた。 |
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| この日の機関車はNo.2409"King George" 1942製で各地の炭坑で活躍したC形タンク機。 展示運転される機関車は公式ホームページで事前公表されている。 |
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| 牽引する客車は2両でこの日の1両目はNo.536。 |
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| グレートウエスタン鉄道向けの1940年製3等客車。 |
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| 両端にあるデッキの他、通路側には2カ所の扉がある。 |
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| 片側に通路があり天井はドーム状になっていた。 ホームにも往時を連想させるディスプレイがある。 |
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| モケットが当時とは違っているかも知れないが、3等でもゴージャスな雰囲気。 |
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| 3等は4人掛け向かい合わせの8人用コンパートメントで背もたれの上に札入れがある。 |
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| 通路との間の仕切はガラス面が多く室内は明るい。 座席の真上に網棚がある。 |
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| コンパートメントに並んだ端に化粧室があるが、短距離の展示列車であり使えない。 |
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| デッキ部の乗降扉、 外開き手動式で安全の為内側にはドアノブが無く、中から開けるには戸窓を開けて外側のノブを操作する様になっている。 |
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| 連結部は掛かる幌。 |
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| 後の客車はNo.7371、グレートウエスタン鉄道向けに作られた1941年製。 |
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| 車掌室付の1・3等合造車。 |
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| 1等客室の向かいの通路には乗降扉がある。 同年代のGWR向けであり、台車はどちらも同じ構造。 |
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| 3等客室、4人掛け向かい合わせで内装が異なるが1両目と同じ構成。 |
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| 背もたれ上にある真ん中の額縁が鏡でなく地図になっていた。 |
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| 1等は3人掛け向かい合わせ6人室でゆったり間がある座席。 |
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| 枕部分の両側が張り出して仕切の様になっていた。 |
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| 車窓からは園内を一通り眺める事が出来る。 ディーゼル機関車や貨車のコレクションも豊富で、ボランティアと言うか趣味活動として復元作業が進められている。 |
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| No.2999"Lady of Legend"2019年にGWRグレートウエスタン鉄道のSaint Classを再現し新製された蒸気機関車で軸配置2C。 |
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| 機関車工場内の黒板には、各機関車の保存状態が記された黒板が掲げられていて、蒸気機関車としてはグレートウエスタン級では1340と2999、他には展示運転している2409が運行可能状態の欄にあった。 |
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| もう1両の運行可能状態な機関車1340”Trojan"1897年製B形のサドルタンク機。 園内図に1932Engine Shedと記されていたこの建物は排煙設備が整った4線ある大きな機関庫で、 右の線-5051、6023 2番目の線-1340、3822、5322、7808 3番目の線-6106、6697、5572、5900、5 奥の線-1338，3738、6998 と14台の機関車が収められていた。 |
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| その奥に修理工場があり。 蒸気機関車ではNo.1「BONNIE･PRINCE･CHARLIE」、1014、7202（ボイラ無し）、3650（ボイラ無し）、屋外に5227（ボイラ無し）の姿が確認できた。 |
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| 修理工場にはディーゼル機関車や気動車もあり、この1940年製GWRNo.22は奇麗な状態だった。 |
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| Coal Stage、給炭用の建物で、トンネル状に抜けている高い線路に貨車が入って石炭が貯蔵され、建物脇に停められた機関車に積み込まれる。 この様な周辺設備まで遺されるところに文化度の違いを感じる。 |
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