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2023-6マン島・イギリス

 Eurostar E320
ユーロスター  Class374

ES9125 ブリュッセル発−ロンドン行き
Bruxells Midi10:52発−London st Pancras11:57着


今回はユーレールパスを利用、1等で任意の4日間利用できるものを選び1人US$358(約5万円)。
ただしタリス、ユーロスターなど全席指定の高速列車に乗る場合は別途パスホルダー料金での予約が必要。
そのパスホルダー料金にも予約枠があり、パスホルダー料金が一杯の場合は乗車券込みの通常料金で乗るしかなくなりので注意が必要。
ちなみにこの日当日の予約検索をしてみるとタリス、ユーロスターともパスホルダー料金どころか通常料金でも終日満席になっていた。


ユーレイルパス電子版のアプリRail Plannerで検索された予約が必要な列車の詳細を開くと予約料金の目安が表示されるが、このアプリ上で予約はできず、運行鉄道会社やレールヨーロッパのホームページにリンクされているだけで、この価格で空席がある保証はない。
有効な1等パスを持っていれば1等と2等の差は1人8EUR程度。


この区間は乗車1週間前の予約で予約手数料込み1等にあたるStandard Premierの予約(パスホルダー料金)2人分でUS$89.6(約12,500円)、84EURに相当するので1人あたり40EURの目安は妥当だった。
ちなみに列車予約した時より更に1週間前にユーロスターホームページで割引運賃を確認すると、同列車に1人63EURの料金(パス不要、2等)があった。
そじて乗車当日にも検索すると最安料金で2等1人235EUR(約35,500円)、レールパスホルダー料金では1・2等とも当日の全列車売切れで、変更手数料を払うとしても枠が無く、払い戻しは無いので、レールパスと組み合わせて利用するメリットは低く感じる。
ブリュッセル-ロンドン間は約2時間おきの1日7往復だけ、パリ-ロンドン間でさえ約1時間おきの1日14往復程度と青函区間の新幹線と同レベルの本数しか走っていない。


レールヨーロッパのホームページで購入したが、チケットは電子版ユーレールパスのアプリに追加される訳ではなく、メール添付のPDFファイルを印刷して持って行かなければならない。
予約の際、座席選択画面はなく座席は勝手に決められるが、ユーロスターのホームページで変更出来そうな画面に進めた、それに気付いたのは日本出発後で印刷の問題もあり既に他の席が無かったので中断したので、座席変更でも変更手数料30EURが掛かるのか分からない。


40分以上の乗継時間があるがセキュリティーチェックは飛行機並みで、あまり余裕はない。
出発ロビーも狭く乗車開始の列ができるまでは座る場所も無かったので、早く着いても意味がなさそう。


乗車開始となるのは出発時刻の10分少々前で、それまではホームにも上がれないが、アムステルダム始発の列車だと到着前にホームに上がらなければならない事もあり、列車の到着位置案内があった。
出発する列車は2時間に1本程度だけなので、もう少し早く入れてもいいのにと思う。


2015年に登場した第2世代のユーロスターE320動力分散方式の16両編成。
ロンドン行きのこの列車はは1号車が先頭だった。


初代ユーロスターはTGVをベースとしたアルストム製だったが、2代目はICE3をベースにしたシーメンス製となった。


前回乗った1995年は、ロンドンの発着駅がウォータールー駅だったが、2007年からロンドン・セント・パンクラス駅となっている。


ロンドン・セント・パンクラス駅のユーロスタが発着するホームには乗降客しか入る事はできないが、外エリアでもガラス越しの間近で見られる場所もある。


乗降扉はプラグドアで戸窓の下に表示器がある。


1等にあたるStandard Premierは1+2配列で方向は固定。
通路上の天井からは案内表示用のモニタが下がっている。


向かい合わせ席の間には大型の固定テーブルがあり、各席ごとに手前にスライドして拡張出来る様になっている。


車椅子スペースは1人掛け席と向かい合わせに出来る様に設定され大型の固定テーブルがある。


片方向の席もあるがシートピッチは広くなく蝶番式の折り畳みテーブルがある。
座面スライド式で、あまり倒れないリクライニングしないがバックシェル構造となっている。


テーブルを開けた背もたれ側にもマガジンラック状な物入れがある。


その上も開き、中の面が鏡になり、開けたカバーは小物が置ける様になっている。


背もたれ脇に読書灯スタンドが個別に立ち上がっている。


そのスタンドの後ろ側にもLED照明があり、その下にイギリスとヨーロッパ規格の電源コンセントとUSB電源ポートが用意されている。


その間にあるのは折り畳み式のドリンクホルダ、穴と溝で2つのサイズに対応できる。


足元には樹脂製のフットレストが折り畳まれていた。


Standard Premierには食事が付いている、飲物はクラフトビールも選ぶことが出来た。


フォーク、スプーンなどは金属製でEUROSTARのロゴが入っていた。


お代わりも出来、別なクラフトビールがあった。


飲物の種類が豊富なサービス用カート。


2号車の片端には飲食サービス用のギャレーがある。


デッキと客室の間には扉付のガラス製仕切があり、Premierの車両には雑誌類が入ったラックが掛けられている。


車掌室や車椅子対応化粧室がある3号車は片側に寄せられた通路の壁に雑誌類が掛けられている。


円弧状に車椅子対応化粧室の扉がとび出ている。


車椅子対応化粧室、トイレは前後方向に配置され、隣にオムツ交換台が展開される様に並んでいる。


外壁沿いに鏡が伸びていてその下に手洗台がある。


トイレの向かいとなる壁は扉がスライドするエリアのため曲面となっている。


扉はスライド式で押しボタンで開き、ロックはノブタイプ。


連結部にはガラス製の扉が付いていてその脇に案内表示用モニターがある。


Standard Classは2+2配列で方向固定、通路を挟んで違う向きの部分もある。


向かい合わせ席は少ないが、間に大型の固定テーブルがある。


7号車の前寄り半分はカフェスペースとなっていて軽食や飲物などが販売されている。


椅子は無くスタンドテーブルが両壁沿いに細長く延びている。
カフェと客室の仕切はスモークガラスになっていた。


途中、フランスのリールヨーロッパ駅には停車するが、イギリスのEU離脱の影響を受けカレーなど他の途中駅は全てのユーロスターが通過となっている。


英仏を結ぶ海底トンネルThe Chanel Tunnelに入る。
大陸側とイギリス側には1時間の時差があるので、ここを潜ると時間か逆戻りする事になる。


デッキや座席に備えられていた安全のしおり、非常口や車内レイアウトが違う為表紙にe320と明記されている。


トンネル内の避難場所についても書かれている。


終点ロンドン・セント・パンクラス・インターナショナル駅には定刻よりも2・3分早く到着した。
降車時は、この先にある下り階段で出口に行けるので写真が撮り易かった。



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