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2018-4 Espania


Media Distancia S-599

MD18511列車 サラゴサ発-バレンシア行き
Zaragoza-Goya8:07発-Teruel10:41着

MD18523列車 サラゴサ発-バレンシア行き
Teruel13:46発-Valencia Nord16:15着

この区間はインターネットで事前に購入しても料金は変わらず、
天候によってサラゴサで時間を取るか、早くバレンシアに向かう事も考えていたので、
切符は当日、乗車駅の自動券売機で購入。
サラゴサ-テルエル間1人20.1EUR(約2,650円)、テルエル-バレンシア間18.1EUR(約2,400円)
尚、サラゴサ-バレンシアを1本で行く場合は34.15EURだった。


地下のサラゴサゴヤ駅に入って来た、流線形DMU。


2009年に登場した中距離列車用DMU 599型。
1668mmの広軌なので車両が小さい様に錯覚してしまう。


3両1ユニットで乗降扉は片側につき各車1カ所づつ。


中間車は低床部があるが、台車間の一部になっている。


車内はリクライニングシート2+2配列、
方向固定で客室中程にある向かい合わせ席に、前へならえの
集団見合い配置。


向かい合わせ席でない席は、前席背面に
折り畳みテーブルとフットレストがある。


リクライニングは座面スライド式で、
背面は動かないので蝶番式の大きな折畳みテーブルが付く。


向かい合わせ席間にある固定テーブルは
ステーは通路側にあり、
折り畳みで面積を倍に広げることが出来る。


荷棚先端部下面にある読書灯。
前後方向に並べられているが、
スイッチの位置と表示でどちら側の照明かわかる様になっている

窓脇には押すと飛び出てくるフックが2普段で配置されている。


座席間の肘掛下にはPC電源用コンセントが2つ、
1人1カ所づつ用意されている。


天井にあるモニター。
高さを確保する為、前後の天井が高くなっている。


地図上で現在位置や途中駅を示す画面もあった。


運転室との仕切は窓なし。


緊急用設備や脱出口の表示の為
車内配置図が掲示されていた。


荷物行き場はデッキとの仕切扉より客室側にあり、
反対側は機器スペースになっている。


先頭車のデッキはステップ2段ある。


乗降扉の横、通路の片側が化粧室になっている。


先頭車の化粧室、トイレは横向き。


すぐ上にオムツ交換台があり、
手摺に乗っかる様になっている。


横並びで出入り口がある側に手洗い台がある。


デッキの前後は機器室と化粧室に挟まれている。


先頭車、連結側の客室は向かい合わせ配置。


中間車も両端部は同様の客室。


中間車は客室より中程に自転車スペースと荷物置き場。


その先に下りのステップがあり、自転車は持ち上げて持ってくる事になる。


ステップを下がった低床部にある中間車のデッキ、
乗降扉は幅広い。


デッキに自動販売機があり、その向かいにスタンドテーブルがある。


自動販売機は飲物とスナック菓子類1台づつ、
価格は何れも1.5EURに統一されていた。


自販機の奥は客室になっているが、
低床部は荷物置き場と車椅子スぺースがあり、
座席は4席のみ。


自動販売機と対角線上にあるバリアフリー対応の化粧室。
扉は円弧状曲面のスライド式で、押しボタンで開閉しレバーでロックされる。


基本的な設備は他の化粧室と同じだが、
大きな鏡と跳ね上げ式の手摺がある。


オムツ交換台は手摺に掛からない代わりに
ベルト状のステーが付いている。


朝食はサラゴサの街にあったパン屋で買っておいた。


テルエルで途中下車し街を散策したが、
車窓を見ると他にも魅力的な街があった。
あとで地図を見ると近郊電車が停まるsoneja駅から2km程離れた所だった。
その手前の停車駅セゴルベSegorbeより先はバレンシア方面に近郊電車も走っている。

その先のサグントSagunt、崖の上に大きな古城が見えた。




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