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2018-8イギリス保存鉄道巡り


GTR
Govia Thameslink Railway
Desiro City EMU Class700/1

ブライトン行き
Gatwick Airport8:06発 -London St Pancras International8:50着



香港空港のトラブルで1時間以上出発が遅れたが
ロンドンガトウィック空港へは25分遅れの
7:05にターミナルに着いた。


ヒースロー空港の混雑が嫌でガトウィック空港行きにしたが、
こちらも入国審査は長蛇の列。
しかし意外と流れが速く35分程で外のエリアに出られた。


それから鉄道駅カウンターへ行き
ブリッドレールパスにバリデーションスタンプを押してもらう。
ブリットレールパス1等3日間連続用でキャンペーン中で1日追加付
34,800で購入し額面は237EURと表示されていた。


列車に乗る事が出来る状態になったのは7:50
最初の目的地ラフバラーへ行くには毎時06分のSt Pancras乗継と
毎時23分のビクトリア駅から地下鉄を挟む乗継なので、
ちょうど良い時間であった。


ICカードや磁気券が使える自動改札機が並んでいて、
その近くに立っていた駅係員にパスを見せると、
係員が持っているICカードでゲートを開けてくれた。


車両は700形EMU、ドイツ シーメンス社のDesiro City。


12両編成で両端先頭車の2/3程が
1等席で上に黄色いラインが入っている。


6両目はバリアフリー客室があり青い帯が上に入っていた。


2等車は2+2配列の固定クロスシート。


肘掛けは無いが背もたれが独立した座席である。


連接車でもなくクロスシートであるが、
連結部は扉等無く、開口部が大きい。


乗降扉脇に荷棚、その後ろに2席だけあり化粧室がある。


幅が狭く細長いスペースの
化粧室であるがオムツ交換台が用意されている。


反対側は手洗い台、液体せっけんや
ハンドドライヤーが鏡の下に内蔵されている。


先頭車の後ろ扉の前寄りに1等席との仕切扉があり
その上に案内表示器が付いている。


1等も2+2配列であるが、向かい合わせ席も間には
大きなテーブルがある。


向かい合わせでない席は、
前席背面に蝶番式の折り畳みテーブルが付いている。


リクライニングは出来ないが2等とは異なる座席で
跳ね上げ可能な肘掛けが付いている。


先頭車前側の扉は仕切が無く、戸窓に「Firsy Class」と表示されている。


各車乗降扉の前の天井に案内表示器が下がっている。


扉より前側は向かい合わせ1ボックス分。


乗務員との仕切扉の都合で仕切後ろの片側は1人掛けとなっている。


座席間の下に電源コンセントが用意されていた。


案内表示器では様々な情報が表示されていた。
地下鉄・トラムなど各路線の運行状況。

編成と、この車両がどの位置かという案内。


化粧室の案内、
バリアフリー対応1カ所を含み計5カ所で、
少なくとも隣の車両にはある様になっている。


そして各車の重さ(混雑)状況。
この表示はとても面白い。
空気ばねの圧力で見ているのだろうか?


車内wifiに接続できたので
ナショナルレールのホームページから
列車乗継を再確認。


ロンドンブリッジ駅到着前にすれ違った
Southeasternの376EMUをThe Shardをバックに・・・。
イギリスの列車は13年ぶりで、
遅れが酷く、事故も結構多くて
どの列車も窓が汚れているというイメージだったが、
窓はとても綺麗で、定時運転され、
以前とは大きく変っていた。




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