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2018-8イギリス保存鉄道巡り

スノードン登山鉄道
Snowdon Mountain Railway

Llanberis - Summit


昨晩に列車で到着し、宿泊したバンガーBangorからスノードン登山鉄道の起点スランべリスLlanberisまではバスで50分。
ほぼ時間通りにバスは来たが故障が見つかった様で、代わりのバスが来るとの事。
意外と早く15分くらい後に別のバスが来た。


バスが着いたLlanberisのロータリーから保存鉄道の駅が見えた。


こちらは登山鉄道とは別の保存鉄道Llanberis Lake Railway。
細長い湖Llyn Padarnの畔を走る。


この日も運転日であったが、始発は10:40。
Llanberis駅は機回し線がある折り返し駅で、隣駅Padarnに拠点がある。


バスを降りたロータリーから先に進み橋を渡ってすぐの通りに面したところにSnowdon Mountain RailwayのLlanberis駅があった。


駅舎の線路に沿った脇側はカフェがあり、その先に白煙が見えた。


奥に機関庫があった。


蒸気機関車の煙が上がり、出発準備が始まっていた。


軌間800mmのラック式鉄道で車庫の方までラックレールが付いている。


石炭はスコップで機関車に積み込まれる。


給炭場所までは小型ショベルで運ばれてきた。
蒸気機関車はスイスのSwiss Locomotive and Machine Works製でNo.5は1896年製。


その後給水。
機関車はボイラが山頂側で客車より麓側に連結されるので、登る時は客車が先頭、下る時はこちら側が先頭に走る。


No.5の後ろにNo.3-1895年製、No.6-1922年製が煙を上げていて、後で公式ページを見ると全7台の蒸気機関車のうち現在可動状態であるのがこの3機であった。


ディーゼル機関車による試運転が下って来た。
ディーゼル機関車は4台保有されていて、この11番は1991年製。


客車は多扉車であるが新しそうな外観。


山頂寄り端面は大きな窓があり、運転台の様になっている。
この日の始発9:00発はこの編成の様だ。
山頂まで折り返して、その後早回りする事も行程的には可能だったが、天候が良くないので今回は乗らないでWelsh Highland RailwayとFfestiniog Railwayに時間をとる事にした。
登山鉄道と湖鉄道に乗りに再びLlanberisを訪れたい。


登山鉄道の始発より早い8:37発Caernarfon行きバスに乗りLlanberisを後にした。


Caernarfonまで30分、山道を走るが意外にも2階建てバスだった。



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