鉄道世界旅行ホームページ
2018-8イギリス保存鉄道巡り

 Embsay & Bolton Abbey Steam Railway
エンブセイ−ボルトン・アビー蒸気鉄道

Embsay10:30発 - Bolton Abbey10:45着
Bolton Abbey11:10発-Embsay11:25着

この鉄道へアクセスする最寄りの鉄道駅はSkipton。


Skipton駅前にあった市街地図。
Embsay駅まで3km以上あるので全部歩こうとは思わないが、バスの時刻まで街歩きしながら先に進む事にした。


海まで50km以上ある内陸になるが、運河があり船が沢山泊まっていた。


来るまで知らなかったが散策するにも良い街だった。


途中にスキプトン城もある。


Skipton the baileyという所からバスに乗車、日曜日のバスは1日数本だけだった。


運転手から買ったバスのチケット。料金は£2.5(約360円)


駅はバスが通る道から少し離れているが、看板が立っていてわかりやすかった。


往復券大人1人£11(約1,560円)、
列車に乗らなくても料金をとれるように、駅の手前にチケット売り場があった。


駅に着いた時、客車は既にホームに停まっていて、間もなく機関車が連結された。


機関車は軸配置C1のタンク機でで車輪より内側にシリンダがある。
往路のEmbsay発がバック運転となる向きだった。


機関車の後ろに連結されていたのはガラス面が多い特別車。


反対側にも貫通扉が無く展望の良さそうな2枚窓。
窓にFIRST CLASS L&Y.R. Directors' Saloonという札が差されていた。
ランカシャー&ヨークシャー鉄道のディレクター用車両として1906年に造られたL&Y No.1で
乗車には特別料金が必要だが後でパンフレットを見ると£2だった。


入口から見たDirectors' Saloonの車内。


2両目は1/2等コンパートメント客車。
側面に書かれている番号M15952はBRの番号で、妻面に書かれているCK4は、この保存鉄道の番号で数字はMark I客車で通しになっている。


3両目ビュッフェ/開放式2等車、Sc1826 RMB2。


客室はクロスシート向かい合わせで大きな固定テーブルが付いている。


テーブルの真上にあたる荷棚にも照明が付いている。


座席の側面は木目が入っていて、窓際の壁には座面から背もたれの上までモケットが張られている。


両端が客室で中程にビュッフェがある。


片面がカウンターで、その向かいにスタンドテーブルがある。


棚には各種アルコール飲料が充実していて、
生ビールのタップもあるが、この日はEmbasay駅でREAL ALE WEEKENDというビールのお祭りがある日だった為か瓶ビールしか無かった。


トイレもあるが、緊急用と書かれている。


3両目ブレーキ室付ビュッフェ/開放式2等車9011 BSOT6。


こちらの客室もクロスシート向かい合わせの4人ボックスだが、内装に違いがある。


背もたれの上に座席番号を示すプレートが立っている。


ビュッフェとの仕切際は片方の座席の幅が狭く1人掛け扱いになっていて、
テーブルは通行や出入りの邪魔にならない様に先端部が切り欠かれた形になっている。


こちらのビュッフェは前寄りにあり、開店していなかった。


後ろ側は荷物室の様になっていたが、2人掛けの座席が並べて置かれていた。


一番後ろとなる4両目は開放式2等車M5003 TSO11。


同じくクロスシート向かい合わせの4人ボックスだが、内装がまた違う。


客室の途中に扉の無い仕切がある。


中程にも乗降扉があり、両側に仕切が立っていた。


EMBSAY駅は対向式ホームで跨線橋がある。


先の方に信号所があり、線路は工場と保存車両を覆う屋根に挟まれていた。


機関庫にはEUの旗が描かれていた。


ホームページなどの時刻表には無いがHolywell Haltという途中駅があり停車した。


更にStoneacre Loopという信号所があり交換。
同時刻にBolton Abbeyを出発しているの、おおよそ中間地点にあたる。


定刻より数分遅れで終点Bolton Abbeyに到着。
ホームを1本増設する工事をしている様子だ。


機関車はホームギリギリの所に停車し、すぐに切り離し作業が始まっていた。


階段の雰囲気だと使われて無さそうだが、
先の方に信号所があった。


最後尾となるサルーンカーにはテールライトが取り付けられた。


機回しで隣の線を通り抜ける。


S.134 NBC Wheldale 1944年Hunslet Engine製。
この鉄道に来て1990年代半ばまで動いていたが、復活の為の費用を募集中であった。


”ANN”LMS 7164、1931年Sentinel Waggon Works製。
ディーゼル機関車の様な外形で、前側にある円筒は垂直シリンダのカバーで、ボイラーも垂直でキャブ内にあり、キャブ上にあるのが煙突である。


他にも蒸機の姿が見え、大形のディーゼル機関車も停められている。


貨車も色々コレクションされている。


Embasay方面の先の方にも保存車輛群があった。


機回し完了、復路は前向きとなる。


30分弱で折り返し出発。


Stoneacre Loop信号所に進入。
枝分かれになった背の高い信号機が立っていた。


タブレット交換があった。


Embasay方面からディーゼル列車が到着。


牽引機はN.C.B.38 1964年にBR D.9513として造られた油圧変速機式ディーゼル機関車。


客車はMark I型2両だった。


白煙を上げ発車。


短い路線であるが、羊のいるイギリスらしい車窓もある。


Embasayの手前にも修復候補の車両がストックされていた。


軍用として生産されたサドルタンク機が多い。


工場にもボイラーとキャブがあった。


ホームから遠く見えていた機関車は「MITCHELL」、
1916年Hudswell Clarke製で2017年にこの鉄道で復活した新入りだった。


跨線橋から見たEmbasayの駅舎。
ビール祭り会場になっていて外側から駅舎を見られる場所に行けなかった。


Embasay到着時、機関車はホームより先に停車する。


跨線橋から本線を通る貨物列車が遠くに見えた。
線路はつながっていて、他の保存鉄道からの特別訪問や移籍が出来る。


機回しで2番線を通過するNo.85。


Neilson Reid1899年製のTaff Vale No. 85。
1990年代にWorth Valley鉄道で復活したが2010年に引退。
その後この鉄道に来て2016年冬から運行出来る様になった。。


一旦機関庫側に入って折り返し3台の蒸機が縦列になる。


給水作業。


帰りのバスの時間が近づいたので道路側に戻り
車窓から見えたMITCHELLに近付ける場所まで行った。


給水を終え下がったところで、ようやくホームの無い前側が撮影できた。


まだ給水ホースから滴っていた。


こちら側からの並びは近すぎた。


”Cumbria”も内側にシリンダがあるサドルタンク機。
1953年LeedsのHunslet Engine製、銘版にNo3794と製造番号がある。


ビアフェスティバルREAL ALE WEEKENDは12:00オープン。
少し早く開かないかと期待したが12時ジャストでも開いていなかった。


この日はビアフェスティバルの為のシャトルバスが運転されていて、
スキプトン駅行きの初便が12:00発。


Embsay行きの送り込みの様な便なので、乗客は自分1人だけだった。
短い日程でキースリーワースバレー鉄道との掛け持ちだったので仕方ないが、
もう1時間は帰りを遅くすれば良かった。




写真の無断転載を禁止します。