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2016-4 バルチック・フィンランド

VR インターシティ
ヘルシンキ発-タンペレ行き
IC165列車 Helsinki8:06発-Hämeenlinna9:09着

ヘルシンキ発-トゥルク行き
IC965列車 Helsinki18:37発-Turku20:30着(定刻)

タンペレ発-ピエクマサキ行き
IC911列車 Jyväskylä13:41発-Pieksämäki14:28着


フィンランドではユーレイル・フィンランドパスを使用。
寝台列車券と合わせて日本出発前にインターネッドで購入していた物。
利用日が1日分プラスされるというキャンペーン中で
1等2名の4日間で43,600円、チケットの額面は332EURとなっていた。

フィンランドに入ってからヘルシンキの駅で日中の列車を予約しようとしたが、
このパスを併用すると伝えたのに数十ユーロの金額を提示されたので
座席予約するのはやめた。


頭端式ホームのヘルシンキでは、多くが制御客車が付け根側でホームに入っていた。


牽引機はSr2型電気機関車、最高速度は210km/h。


軸配置はBB、赤ラインの旧塗装の機関車も多く見られた。


インターシティは2階建て客車が主体。
全席2等Eco ClassのEd形客車。


同タイプの車両であるが、違う向きで連結されている車両もあった。


運転台付の2等車Edo形客車。


部品の使いまわしだろうか、ライト周りの帯の色に個性があった。


バリアフリー対応設備と子供連れ用スペースがあるEds形客車は
ネコのイラストが描かれていた。


2階が1等EkstraクラスのEdb形客車。


車体表記はこの様になっている。


1階がレストランとカフェ、2階がDuetto Plusという2等特別席になっているERd形客車。


一部がコンパートメントになっている1階建てのExpt形客車
機関車と反対側が制御客車ではない列車もある。


カフェが地元のカフェチェーン、ロバーツコヒーになった車両も見かけた。


ユヴァスキュラから乗車したIC911列車はSr1型電気機関車牽引の
4両編成で3両目に平屋の食堂車が連結されていた。


ヘルシンキ駅を後にするSr1型電気機関車牽引のインターシティ。


旧塗装のSr1型と新塗装のSr2型牽引のインターシティ。


ハミ城(Hämeenlinna)から見たインターシティ。


編成全体を湖越しに撮影できる。


城壁を入れて後追い。


Edb形客車の階段を上がった所に仕切が付いていて、
その先がEkstraクラスになっていて片側の出入り口部には
マガジンラックがあり新聞や雑誌が並べられている。


Ekstraクラスの客室。
2+2配列で客室中央付近にある向かい合わせの座席を中心に、
それぞれその後ろが前と同じ方向で並んでいる。


座面を前方にスライドさせリクライニングする方式で、
背もたれの後ろぴったりの所に仕切の壁がある。


反対側入口部にはドリンクコーナーがあり、
コーヒー、紅茶やカップに入った水が用意されている。


終着の一駅前から係員が乗り込んできてドリンクコーナのポット類を撤収していた。


無料サービスのコーヒー。
最小限の突起がコップのずれ止めになる。


荷棚のステー状に設けられている読書灯。
すぐ横にスイッチが付いている。


更にその付け根寄りの下面にPC電源用コンセントが用意されていた。


肘掛けにはオーディオのスイッチパネルとイヤホンジャックがあり、
選択チャンネルの表示ランプは点いていたが、イヤホンを差しても何も聞こえなかった。


Ecoクラスの2階席、
2+2配列でEkstraクラスとの違いは座席の生地程度。


座席背面には大型の折畳みテーブルが組み込まれている。


1階の客室はデッキと同じ高さにあり、出入りしやすい。


デッキ脇にあった自転車ハンガー、
このアームをハンドルに引っ掛けて縦に収納するもので、50セントコインで
ロックを掛ける事が出来る。


デッキには大きめなコインロッカーがあり、50cコインで鍵を掛ける事ができる。
階段を挟んで向かい側はサービスカート用のエレベータの様だ。


台車上に当たる中階のカート用エレベータ口は反対側にある。


2階のエレベータ口。
その隣は携帯電話スペースで、以前は公衆電話があったのかもしれない。


ロッカーと反対側が化粧室となっている所は、
階段に昇降機が付けられていた。


中階客室の手前に電話スペースがあった。


2階にも化粧室があり、正面の上り階段状のスペースは用途不明だが、
それらの周りに比較的小さめのロッカーが配置されていた。


2階建て客車の片側の車端部はガラス張りのコンパートメントになっている。


片側は4人室で窓際に大きなテーブルがある。


窓上には斜めに液晶モニターが2面配置されている。


室内灯や温度のスイッチや緊急脱出用のハンマーもある。


荷棚は座席上で、他の座席と付いている方向が違異なるが
同じ様な構成で読書灯も付いている。


テーブルの付け根にPC電源用コンセントがあり、
その下にごみ入れ用のビニール袋が下がっている。


4人室の反対側は1人掛け向かい合わせの2人コンパートメントになっていて、
窓際のテーブルは小さな物2つに分けられ、窓上のモニターは無い。


反対側の車端部は全12席の
普通の開放客室になっている。


各テーブルには、
コップ等がずれ落ちない為の小さな突起がある。


最後端となっていた中間客車の後部。
乗降扉は無いが客室との間のガラス製仕切扉は開いて、
貫通扉のところまで行く事が出来た。


貫通扉にある縦長の窓から後方を眺められる。


連結部はゴムがあまり見えない様に、
大部分が鉄枠で覆われていて手摺もある。


バリアフリー対応設備と子供連れ用スペースがあるEds形客車。
デッキ側から2階まで恐竜風の足跡が続いていて、
2階客室の入口に子どもの絵が描かれた仕切が付いている。


足跡の先には子供の遊び場がある。
列車の中に汽車の遊具があるのは面白い。


城壁の様な仕切や滑り台もある。


2階席は全席遊戯器具の方を向いていて、
その後方に2階の化粧室やロッカー、荷物スペースがある。


こちら側も階段の手前に仕切が付いている。


携帯電話スペースの扉を開けてみると中に台があった。


遊具側の車端には子供連れ用のコンパートメントがある。


入口側には遊び道具が置かれた台と子供用の小椅子があり、
その上の方の壁に液晶モニターが配置されていた。


下階はバリアフリー対応の客室で、
車椅子やベビーカー用のスペースが用意されている。


幅が広い仕切扉の外はコインロッカーもある荷物置き場になっていて、
その先にバリアフリー対応の化粧室がある。



化粧室は半円筒形の空間となっていて、通路は片側に寄っている。


トイレと手洗い台は奥の方に斜めに配置されている。


手摺がオムツ交換台のステーになっていて、
倒した壁にティッシュペーパーが現れる。


扉は押しボタン開閉式で鍵も電子ロックになっている。


レストランと特別席Duetto PlusのERd形客車。
片方の車端部は食堂スペースで、
通路を挟んで片側がスタンドテーブル、
反対側は横向きのテーブル席になっている。


下階のメインの食堂フロアとの間に階段がある。


下階は片側が向かい合わせの2人テーブル席となっていた。


朝早い時間だったのでカウンタはシャッターが閉まっていた。



反対側の車端部は2階への階段があるので、
大きめなスタンドテーブルがあるだけになっていた。


2階は2等扱いで追加料金が必要なDuetto Plus。
メインの客室は、片方が2人掛けの向かい合わせ
逆側が窓向きの1人掛け席になっている。


向かい合わせ席の間には大きなテーブルがあり、
1等のEkstraクラスより豪華さを感じる。


目の前に窓が無い席があるのは残念。


途中に仕切があり、奥の方は変則的な向かい合わせ席になっていた。


2人掛け、1人掛け、1人掛け、2人掛けと並んでいて、
テーブルは1人掛け席を囲う様なコの字型になっていて、
通路の突き当りに大きな液晶モニターが掛かっていた。


平屋の食堂車Rx形は片側がカフェスペースで
カウンター型や腰当程度の長時間座り難い椅子になっている。


中程に調理等を行う場所があり、カフェスペース側を向いたカウンタで販売している。


反対側はレストラン席、片通路で独特なテーブルの並びになっている。


通路と反対側の窓側席に行くテーブル専用の通路が要るが、
大人数の時テーブルが分かれても、まとまり易そうである。


トゥルク行きのIC965では、1つ前のKUPITTAA駅で長時間停車していると思ったら、
その先の線路でアクシデントがあったらしく、走る見込みが立っていないと言う事で列車を降ろされ、
駅前はタクシー待ちの人が溜っていたので、
近くのバス停を見つけ市内方面に行くバスを探した。


タンペレ駅までは行かないが、近くにある中心街にあるマーケット広場まで行く路線バスが来て乗車。


10分弱でマーケット広場に到着、20分前には駅に着く事が出来たが、
トゥルクで乗り換える列車が今晩の宿となる夜行列車だったので焦った。


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