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2014-4 北欧と北ドイツ
ICE 1

ハンブルク発-チューリッヒ行き
ICE77列車

Hambrug Hbf12:24発 - Südbahnhof Frankfurt am main16:00着


この日はユーレールセレクトパスを使用、
ドイツ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの4か国
1等2名のセーバーパス5日間用で91,000円。
事前にDBホームページで座席予約だけ入れる事も出来、
1回乗り継いでも1列車分の予約料金で2名で9EUR(約1,280円)


ドイツを代表する高速列車の元祖、ICE1
両端動力車で客車12両の編成。
初めて乗ってから20年経つが、古さは感じられない。


楕円形の戸窓で上部がRになっているプラグドア。
車掌は、他の扉が閉まった事を確認し合図してから最後に乗り込む。


1等は1+2配列で革張りの座席、
ICE3の様に更新されていた。


座席の向きは固定され、方向転換できない。
まだ頭端式ホームのターミナル駅が多く、
折り返す毎に座席を回していたら休めないという考えもあるだろう。


向かい合わせ席の間には固定テーブルがあり、
背中合わせ部の床には荷物を置くことが出来る。


リクライニングは座面をスライドさせる方式で
手前の席が一杯まで寝かした状態。


前席背面全体、
凹凸はあるが、折畳みテーブルや
フットレストが一体化した感じになっている。


前席背面についている折畳みテーブルはアーム式。


T字形のアームレストは両側の黒い部分がクルクル回る様になっている。


2席並びの座席間に間隔が空けられ小さなテーブルがあり、
その下は後席の屑物入れになっている。
写真左下にあるのはPC電源用コンセントで、
右下はリクライニングのレバー。


荷棚は下面に全体に透明樹脂が張られ、
先端のフレーム寄りに読書灯が設けられている。


荷棚先端の座席番号の脇にLED表示器が埋め込まれ
座席の予約が入っている区間が表示されている。


検札を終えると、早くも次の予約表示に切り替わっていた。


すてーを兼ねてか荷棚がボックス状になっている所もあった。


多くの車両は半室分がコンパートメント席で
境の仕切際は折畳み席になっていた。


片通路のコンパートメント部分。
スリット模様が入ったガラスの仕切で入口に予約表示器がある。


その奥、化粧室との間の壁に分別式の屑物入れと
ロッカーがある。


化粧室は奥行きが深いが明かり窓があって
広々した感じがする。


通路に面した屑物入れやロッカーの張り出しがあるので
間口は狭い。


デッキ部にはショーウインドウ状の広告スペースがあり華やか。


連結部に扉は無く、幌の幅が広くとられている。


オープン客室側の仕切はガラス張り。


4両の1等車と7両の2等車の境目になるBordrestaurant食堂車8号車。


片側がバースタイル、反対側がテーブル席で
車両中央部分がカウンタと厨房になっている。


食堂車を見たかったのでコーヒーを買いに行ったが、
座席にメニューがあり、
飲物や軽食は席まで持ってきてくれるサービスがあった。


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