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2013-07 インドネシア

Argo Dwi Pangga
KA9列車
ソロ発 -ジャカルタ行き
Solo Balapan20:00発 -Jakarta Gambir4:30着


ソロ駅でガイドと別れるが切符は予め購入しておいてもらった。
記名予約式で料金は列車ごとの設定で、一区間しか乗らなくても途中で降りても同じ。
最上級Eksekutifクラスのみのモノクラスで400,000ルピア(約4,000円)。


定刻より45分も前に入線。


入線後、機関車は編成の逆側に付け替えられる。
牽引機はCC204型電気式ディーゼル機関車。
フロントガラスに網のガードが取り付けられている。


機関車の後は電源荷物車。


編成中程に連結されている、中央に大きな扉がある客車は食堂車。


乗車した4号車、Eksekutifクラスのみの列車で
縦長な窓が並ぶ客車が多くかった。


車内は回転リクライニングシート2+2配列。
窓際の
間接照明もあり落ち着いた雰囲気。


仕切り扉は中心からオフセットしていて中央寄りに
ビデオモニターが設置されている。


背面や肘掛が樹脂製で、韓国でよく見られそうな座席。
写真中央手前の通路側席が背もたれを最大まで倒した状態。
シートピッチはちょうど良いが夜行としては
リクライニング角度は物足りない。


前席背面にマガジンラックとフットレストがある。
根元が壊れストッパが効かず、上げた肘掛が後ろ側に倒れ出ていた。


遮光はロールブラインド式で
巻き取り部分が下から見える。


窓間の壁に飲み物が置ける小テーブルがあり、その下が電源コンセントになっている。
ちゃんと電源が来ていてカメラのバッテリを充電出来た。
結構使っている人が多く、1人1箇所分用意されているのは嬉しい。


航空機の様に荷棚にはダンパー付きのカバーがある。


客室端にも荷物置き場があるが、誰も荷物を置いていなかった。


デッキ、乗降扉や化粧室入り口付近は若干床が低くなっている。
乗降扉は手動式で、ロックも手動の丸落とし。


化粧室は広々してステンレス製の床で
わりと快適。


化粧室の扉にはドアダンパーが付いていて鍵はラッチだった。


食堂車準備室脇の通路。


冷蔵庫や炊飯器、電子レンジは車両中央付近のカウンター奥にあった。


食堂車のテーブルは4卓、1つのテーブルで縦長の窓2つ分ある。


車端に留められていた車内販売のカートには
鉄道物のおもちゃが沢山あった。


出発して間もなく、ビニールでパックされた毛布が各席に配られた。


日が出ている間は断食するラマダンの時期なので、
早朝に食べ物を注文して食べている人も結構いた。


到着前に毛布を回収。


時刻が早すぎるのでもっと遅れた方が嬉しいが、
20分少々遅れてガンビル駅に到着。


駅周辺も暗く、雨も降ったので
明るくなるまで改札を出ないで通過する列車の写真を撮ったりしていた。


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