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2013-4 中欧とウクライナ

SCスーパーシティ ペンドリーノ
SuperCity Pendolino

オストラヴァ発-プルゼニュ行 SC516列車
Pardubice hl.n.19:39発−Praha hl.n.20:39着


インターネット予約しプリンタで印刷したチケット
パルドゥビツェからプラハまで104kmの距離、
2等2人で乗車券190Kc+予約券68Kcで合計258Kc(約1300円)
ちなみに競合するRegiojetLEO Expressエコノミーの同区間は2人で214Kcだった。


チケット購入時に座席表から座席の選択ができる。


イタリアETR470の流れをくむペンドリーノ 680型。


1等2両、2等5両の電車7両編成。


2等でも2+1配列という、ゆったりとした車内。
同区間を走り競合しているLEO ExpressやRegiojetの
割安運賃に苦戦しているのか車内はガラガラだっが、
普通席で比べるとずっと格上に思える。


座席の背面は樹脂製で、折畳テーブルが装備されているが、
同じラインになる様デザインされ一体感がある。


座席の方向は固定されていて、
中央辺りにある向かい合わせ席の間には固定テーブルがある。
ブラインドは電動式で窓下にスイッチがある。


その向かいの2人掛け4人ボックス。
手前の座席だけ背もたれを一杯まで倒してみた。


向かい合わせ席にある固定テーブルは
上面を180度開くと面積が倍に拡がるが、
子供が遊べる様に内側は双六になっていた。
そして、テーブルの付け根部は開けるとゴミ箱になっている。


片向きの座席は前席の背面に折り畳みテーブルがある。
座席のリクライニングは、座面が前方にスライドするタイプで、
肘掛の付け根辺りが回転中心の様だ。
予約表示入れが窓上にある他、
通路に面した座席の枕部分にも座席番号が書かれている。


足元にはT字形のフットレスト、
そして片方の背もたれ下辺には屑物入れがあり、
窓際の壁にPC電源用コンセントが用意されている。


荷棚の下面に読書灯とそのスイッチの他、乗務員を呼ぶコールスイッチが用意されている。


小さなカートで新聞や水の無料サービスがまわって来た。


車内Wifiがあり、そのトップページでは
地図入りの運転情報が見られた。
到着予定が定刻より2分遅い20:41と表示されていて、
かなり前にモルダウの音楽が流れ到着のアナウンスが入ったが、
気が早いものだとのんびりしていたら、定刻より5分も早く到着して焦った。


4号車客室の片隅にガラス張りになった車掌室がある。


車掌室と反対側の端には。
座席下に固定器具が付いている車椅子様の席があった。
足元は非常に広いが後ろは壁に近く
背もたれを倒す事はできなさそう。


車椅子席側の仕切は片通路になっていて幅を確保している。


その先のデッキ、先程の通路の反対側に化粧室で、
斜めの面に入口がある。


4号車の化粧室はバリアフリー対応型で広い。


角部にある手洗い台。
鏡は一面だけで、下向きの傾斜が付けられている。


オムツ交換台は引き出すと
ゴミ箱の上に載り、支持される様になっている。


貫通扉は押しボタン式で、向うの車両側の扉も
同時に開くようになっているが、
閉じ込められない様に間にもスイッチが用意されている。


1等と2等の境目3号車は半室がビュッフェになっている。


ビアサーバーもあったがエスプレッソ35Kcを頼んだ。


販売するカウンターの向かいの壁にはテーブルは無く、
縦方向の手摺が窓間に並んでいる。


壁際にテーブルがある部分には窓が無かった。
窓の位置が低くなっているためだろう。


その反対側もテーブルが伸びてるが、下が収納スペースになっている。
ビュッフェには腰掛ける所が無く、座席に持っていって飲食するのが基本の様だ。



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