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2013-4 中欧とウクライナ

クラコフ近郊列車で訪れるヴィエリチカ岩塩鉱

ヴィエリチカ行 R30223列車 
Krakow 9:02発−Wieliczka Rynek-Kopalnia 9:30着

ヴィエリチカ発- オシフィエンチム行R30128列車
Wieliczka Rynek-Kop15:20発-Krakow 15:49着


クラクフ中央駅で購入したチケット。
運賃は片道2人で8PLN(約250円)。


車両はEN71型電車4両編成。


クロスシート向かい合わせ配置の車内、
座席が新しい物に交換されている。


客室は2ヶ所のデッキによって3つに分けられている。


デッキ、ステップ部は乗降扉の内側で塞がれる構造になっている。


乗降扉脇に化粧室があり、デッキ側に出入口がある。


化粧室は壁まで全面的にリニューアルされていた。


ヴィエリチカRynek-Kop駅に到着した電車。
車体の外側にもステップが付いている。


駅にあった周辺地図。
岩塩抗の入口は青い破線の先で、
出口から駅までのルートが赤い破線だった。


徒歩10分少々で入口の建物が見えた。
駅から近いのは便利だが、列車本数は多くなく日は特に少ない
この日はもっと大変な祝日で、行きはクラクフ8:07、9:02発
(その次は12:53で帰りが夜遅くまで無い)
帰りは14:02、15:20しかアクセスに利用可能な列車は無かった。


見学は言語別のガイドツアーでスタート時間が指定される。
料金は大人一人73PLN(約2300円)、カメラ1人10PLN(約310円)。


その時間の参加者みんなで連なり階段を下り、坑内に入る。


坑内はアリの巣の様に広がり迷路状態で
ガイドについて説明を受けながら進む。


ここまでの見どころも多いがハイライトがこの礼拝堂。
ここにある像やレリーフは全て岩塩の彫刻で
シャンデリアまで塩で作られている。


広い空間は他にもある。


2005年愛知地球博のポーランドパビリオンで
ヴィエリチカ岩塩鉱が再現した展示があり
クラコフ近郊でこんな場所があることを知った。
実物と写真を見比べるとかなり違う。
階段のミニチュアがあるのはスケール感を表したかったのだろうか。


順路の坑道にレールが敷かれているところがあった。


当初はソリだったがその後
採掘した塩を運搬するのに使われた。


見学コース後半で脇道にバッテリーロコを見掛けた。


ミュージアムショップのある大きな吹き抜けのホールでガイドツアーは解散。
このエリアにあるカフェテリアもあって昼食をとった。
出口が3つに分けられて列が出来ていて、
団体用、個人客用、もう1つは詳しく覚えていないがMUSEUMを見て出るという感じで
空いていた事もあってそれを選んだ。


当時の採掘の様子を再現した模型があった。
とてもわかりやすく最初に見ておきたかった。


運搬道具の変遷を説明する展示があり、
木の車輪に鉄輪がはめられた貨車まであった。


片妻面が開く様になっているトロッコ貨車。


傾斜がある場所はケーブルカーの様になっていた。


貨車ごとケーブルカーに載せ、トラバーサーの様な感じで上下させる。


皇帝が視察する際に使われた車両も展示。


先代の皇帝車両らしい車両も後に並んでいた。


電気機関車と人車も見られた。


外に出ると別の場所で、駅にあった地図の赤い破線の方だった。


まだ次の列車まで時間があったので入口の建物の方に戻り
その奥の庭にあるSLを見た。
TKp2316という番号で動輪4軸従輪無しのタンク形機関車だった。


その近くの資材置き場には比較的新しそうなトロッコが置かれていた。
なべ形の他、ガイドフレームだけの貨車もあり、
塊で切り出したまま積んでいたのかもしれない。


駅に戻り到着する列車をホーム端で撮影。


25分の折り返し時間があった。


来た時と同じEN71型だが、今度は痛んだ感じの車両だった。


運転室の後に観音開きの手動扉がある。


中間車2両ともパンタグラフを2基づづ搭載している。


乗務員扉の後は、かって荷物室だった様な空間。
この後、車掌がここへ移って来た。


反対側の運転台後。
仕切り沿いには座席があった。


ヴィエリチカの駅は無人駅で駅舎どころか券売機も無く、
切符は車掌から購入。


車内はボックス配置で昔ながらの背もたれの高い座席で肘掛は無い。
荷棚は梯子状の物と穴あき鉄板の物が混在していた。


窓際に小テーブルとゴミ箱がある。
この列車もオフシエンチム(アウシュビッツ)行きであるが、
15年前にオフシエンチムから
クラクフに戻る時に乗った時と変わっていない感じ。


デッキとの仕切り側の座席が外され、
スキー立てと思われるパイプ製の金具が取り付けられていた。


防寒対策であろうか、仕切り扉の開く側の縁にフェルトが貼られている。


デッキは更新車も変わっていない。


トイレは更新車の様に新しくなっていた。


15年前1999年にクラクフで撮影した3両編成タイプののEN57型。
1962年に登場した型式なので、この頃から古そうに見えた。


外観比較
一番下は元々前面2枚窓で側面のリブが無いED72型で
リニューアル工事を受け、前面が大変貌を遂げている。



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