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2013-4 中欧とウクライナ

PKP-IC TLK

クラクフ発-コウォブジェク行 38102列車 ゼフィール
Krakow5:53発−Katowice 8:15着


インターネットで予約購入し
プリンタ印刷した紙がチケットになる。
料金は2等2人で36Zt(約1,100円)。


クラクフ駅のホーム、
駅舎は西端に位置するが、宿泊したホテルは東側。
でも、東端にも地下通路があって、まっすぐに来る事ができた。


この列車は南西に位置するKrakowから北東のkolobrzegまで
日中の14時間掛けて四角いポーランドの国土の対角線を結ぶ。
牽引機は1983年から活躍している軸配置BBのEU07型電気機関車。
ICのロゴが入った塗装になっている


機関車の後ろが13号車で1等車。


その後ろも1等車で前の車両に比べ
窓隅の角が立っているが同じくコンパートメントタイプ。
また、通路の側が逆になっていた。
号車番号は増えていき14号車になる。


その後ろはバー車両。
窓上にある赤帯の所々に”BAR”の文字が入っているが、
窓配置は他の客車と変わりない。


バー車両より後ろは2等で16号車はコンパートメントタイプ。


その後ろ17号車は昔の塗装だが、
乗降扉はプラグタイプの押しボタン式になっていて側面に車いすマークが貼ってある。


オープンタイプの客室で、2+2配列。
方向転換出来ない座席で中央が背中合わせに配置されていた。


折畳みテーブルに対応していそうなデザインの背面だがテーブルは無い。
荷棚の縁に座席番号が表示と予約札差しがある。


前後の仕切扉は片側に寄っていて、前側は幅が広い。


車椅子を固定する関係だろうか、座席と同じ柄のモケットが貼られた器具があった。
座席間だけでなく通路側の肘掛も跳ね上げる事ができる。


車椅子対応の広い化粧室。


18号車はICカラーの2等コンパートメント。


折畳み椅子がある通路、壁は明るめの木目調。


2人掛けの座席が2つ並び向かい合わせになった8人室。
枕部分は1人づつに分けられ、その上には横長の鏡がある。
窓際と通路際に折り畳み式の小テーブルがあり、窓下に屑物入れがある。


通路との仕切はガラス部分が広く、カーテンが付いている。
入口の上には温度、音量、照明の調整スイッチがある。


19号車は旧塗装の2等コンパートメント車、
窓隅の角が立っている。


この車両はクリーム色の壁で、通路の照明は蛍光灯むき出し。


座席の枕も2人ごとの長いもので、
背もたれより上に隙間が空けられている。
鏡は小さめで片側だけにあった。


荷棚は2段式で上の方が幅が広く、下は帽子置きの様。
枕上の壁に座席番号表示がある。


20号車も旧塗装の2等コンパートメント車、
窓隅の角が立っていて、屋根にリブが入っていた。


20号車の壁は深めの木目調。
古めかしいが、きれいで汚れや傷みが目につかない。


通路側の小テーブルは無かった。


化粧室はFRP製にリニューアルされていた。


最後尾21号車、後ろ側だけプラグドアになっていた。


開放客室で、17号車とは逆に客室中央が向かい合わせの集団見合い配置、
向かい合わせ席の間には大型の固定テーブルがある。


仕切壁はガラス製、座席番号はシートに貼られていた。


デッキ、前側の乗降扉は折戸で手動式だがロックは掛かる様になっている。


同じ様なユニットの化粧室、
蛇口は水だけだが髭剃り用の電源コンセントが用意されている。


後ろ側の窓2つ分は自転車スペース。


自転車を立ててスペース確保する様で、上に吊るす金具がある。


15号車にあたるバー車両。


2+1配列で座席やテーブルの高さが違う。


2人掛けの方は食堂車らしい4人テーブル。


反対側は丸椅子でビュッフェ風。


片端にカウンターがありWARSにより運営されている。
この時は一人で営業していて、
注文や支払い、受取はここで行う様になっていた。


売店的な店構えだが、
メニューは豊富で温かいものが食べられる。


調理室の通路面をスナック菓子やドリンク類のショーウインドウに利用している。


メニューには英語の説明もあったが、
それでもわからなかったピアーダ(PIADA)の何種類かのうち
”サンマリノ”と名づけられた物10.9ztを注文。
ラップやケバブに似た様な感じだった。


他に、モッツアレラとバジル、トマトが載ったブルスケッタ13.9zt、コーヒー6ztを注文。
合計30.8Zt(約950円)。


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