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2013-4 中欧とウクライナ

EC ユーロシティ
Alois Negrelli 

ベルリン発-プラハ行 EC179列車
Dresden Hbf19:08発-Praha hl.n.21:26着



ツィッタウからドレスデン経由でプラハまでの切符をEuropa-Spezialという割引運賃で購入していた。
購入時に自分が選んだ列車に限定で有効な割引切符だが、
チェコでの列車遅れで乗り継ぎに失敗した影響で、
ツィッタウ-ドレスデン間は別に購入しなければならなかったが、
ドレスデンでは6時間以上時間を空けていて19:08発なので
ドレスデン-プラハ間はその列車に乗れば有効で、
2人で予約料込66EUR(約8,500円)なので、その区間だけでも充分な割引になっている。


実は出発時刻を勘違いして、この列車も乗り逃がしそうだった。
定刻の20分前になって旧市街のアルトマルクト広場で気付いて、
絶望的に思えたがトラムで急ぎ、ギリギリで乗車する事が出来た。


プラハ到着時はCDの371型電気機関車が牽引。
軸配置BBの交直両用で最高速度は160km/h。
ドレスデンでは時間が無く、牽引機を確認できなかった。


乗車した258号車、チェコ鉄道CDのBMZ245型。
プラグ式自動ドアで最高速度は200km/hの新しい客車。


2等であるが、ゆったりとした6人コンパートメント。
部屋に入った時には列車が動き出していて、既に予約なしの人が座っていたが
すぐに車掌が来て座る事が出来た。


色合いが違っていた、他の車両の2等コンパートメント。
この列車は結構混んでいたので、プラハ到着後に窓越しに撮影。


他の車両が逆向きになっていたので通路側を撮影。
通路入口の上に荷棚がある。
外から見ても窓がきれいだ。



2等コンパートメント客車の通路。
窓際の壁に補助椅子が折畳まれている。


エレベ川に沿って走る区間で車窓が素晴らしい。


1時間少々経って、一息ついてから食堂車へ行った。


食堂車WRmz815型。
1等車と2等車の間に連結されていた。


通路を挟み2人掛けと4人掛けのテーブルが並ぶゆったりとした配置。


テーブルの真上の天井が張り出して照明になっていて、
その間の天井が高い所に小さ目の荷棚がある。


跳ね上げ可能な肘掛け付きの固定座席だが、
調理室側仕切寄りの1席は移動可能な椅子になっていた。


窓際んのテーブル上に球状の電気スタンドがある。


ビールとグヤーシュを注文。
これで合計154CZK(約770円)。


食堂車のレシートには列車番号の他
WRmz-88 91 010
と客車の番号まで表示されていた。



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