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2012-4 ベネルクスと周辺


Train1900
Fond-de-Gras

Vapeur
蒸気機関車列車

Bois de Rodange - Fond de Gras - Petange
A7102列車

フォンデグラ17:30発 - ペタンジュ17:52着


乗車料金は2等往復大人9EUR(約960円)、子供6EURで1等は各+3EUR。
行きは2等だけの車両だが、帰りに1等客車に乗りたいと思って1等を買ったが、
鉱山ナロー保存鉄道の感動が大きすぎて、
帰りには1・2等がある事を忘れ2等車に乗っていた。


レールバスに乗った往路の途中
Fuussbeschで蒸機列車と交換。


タンク蒸機が牽引する貨車1両と客車3両の編成。


折り返し戻ってきた列車をペタンジュ駅構内にて撮影。
今年の初日を祝ってだろうか
煙室扉がリースで飾られていた。


奥の方に新しそうな転車台と扇形庫、給水設備があった。


機関車はAnna Nr.9号1908年ドイツ製。


最後尾は貨車、片端は車掌室の様で窓がある。


駅の近くにあるレンガ造りのクラは1線だけ狭軌の線路が入っていて、
そこだけ入口も小さい。


1946年ベルギーのFours a Coke製507、
軸配置Cのタンク機。


初めに見たとき隣に停められていたテンダーと連結されていた。
タンク機であるが、このテンダーにも507という番号が掲げられていた。


507は無火状態の蒸機をつないで入換作業。
ちょうどAnna9が機回し線を抜けていった。


三脚状のクレーンが線路を跨いでいる。


無火状態で入換されていた1900年製のB型機No.8
動態保存されている機関車である。


後で工場の中をのぞくとNo.8号は奥の方に入れられていた。
隣の線路はナローゲージで坑内用電機が見える。


クラの外にはレールバス151番と2軸のロッド式ディーゼル機関車2001番
ともに元はルクセンブルク国鉄CFL。


貨車も多数見られホッパー車も各種集められている。


製鉄所構内で見られる鍋台車も各種集められていた。


1両で14軸もあるトーピードカーまである。


ペタンジュから来た列車。
今度は蒸気機関車2台によるプッシュプル編成だった。


先頭はテンダーを従えたタンク機507号。


後押ししていたのはAnna Nr.9。


列車はここでスイッチバックしてロタンジュへ向かい出発。


反対側に連結されていた507号は切り離されて置いてかれていた。


ロダンジュを往復した列車は客車を先頭にした推進運転で帰ってきた。


後に507号が連結された。


時刻表上の停車時間は5分だが遅れ気味だったので、
後補機を連結する前に乗車した。


3両の客車のうち真ん中の車両に乗車。
車内はボックスシート。
座席には通路側にもひじ掛けが無く、座席の真上に荷棚がある。


座面から背もたれ、更にその上の荷棚、そして天井まで板張り。
窓は降下させる事で開き、ストッパ兼・閉じ用に革のベルトが付いている。


遠くの家並みを見渡せる高台のカーブ。


曲線区間で車窓から前方の機関車を撮影。


後の507も煙がそれらしくなっている時があり、両方とも目が離せない。


ペタンジュに到着すると折り返しの列車を撮るために
来る時に目を付けていた場所へと急いだ。
到着が5分程遅れてプッシュプル編成
折り返しも5分ほど遅れて来た。


すっきりとした煙室扉に景色が映る。


客車は3軸車だった。


プッシュプルで運転されるとは思いもよらなかった。


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