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2012-4 ベネルクスと周辺


SNCF
INTERCITES

パリ発-ブーローニュ行き
Intecytes2007 Amiens9:56発 - Noyelles Sur Mer10:38着
Intecytes2017 Noyelles Sur Mer19:09発 - Bouogene Ville19:53着

キップは前日にリールフランドール駅の窓口で1日の行程メモを見せて買った。
リール-アミアン-ノイエル・シュル・メール-ブーローニュ-リールと
1日で一周し、日本なら一筆書き切符になるするルートだが、
2枚の切符に分けられ列車時刻も記載されている。
往路はアミアン経由の195kmの道のりで1人27.4EUR(約2900円)




ブーローニュ駅に掲示されていた編成表にパリへ向かう逆行きの列車が載っていた。
10号車から18号車までの客車9両編成。

ホームに出たのが列車到着に間に合わず、
ここから牽引するディーゼル機関車が連結されるところだった。


ここからの牽引は軸配置BBの567400型ディーゼル機関車。


帰りの列車の牽引機は同形だが改番されてない267400型だった。


ノイエル・シュル・メールに進入してくるIC2017列車。


ノイエル・シュル・メールを後にするIC2007列車の後姿。


客車はかっての特急corail塗装とローカル列車ter塗装が混在。


2等車車内、クロスシート2+2配列コラーユ仕様でゆったりとしている。


背もたれのクッションは独立しているが、枕部分は2席一体化している。


背面から見ると2席一体で、折畳みテーブルが埋め込まれた形になっている。


デザイン重視で背もたれの隅は丸く取っ手も無い。


向かい合わせ部分には拡張型固定テーブルが用意されているが、
向かい席との距離が近い感じがして、座席と窓の位置も合っていない。


一方向向きの座席、荷棚の下に座席番号表示と読書灯が用意されている。


ter塗装の客車はモケットの色が違っていた。


客室端に荷物置き場がある。


デッキとの仕切りや仕切り扉はガラス製で、仕切り扉はノブ式の半自動。


乗降扉は手動の折り戸だが、走行中などはロックが掛かる。


化粧室、手洗い台とトイレがオフセットして向かい合う。


洗面台はシンプルだが、上に張り出しが無く使いやすい。


自転車サインが付いているコラーユ塗装の客車。


コンパートメントになっていて、帰りはこの車両に乗った。


3人掛け向かい合わせの6人室。


個室扉には鍵は無く、窓部にだけカーテンが用意されている。


背もたれ上の壁には鏡、帽子置き、荷物棚がある。


1等車並にゆったりとしている。


座面を前方にスライドさせ、すこしだけリクライニング出来る。


寝台車の様に通路上の荷物棚は無い。
帽子沖の下に読書灯が付いている。


個室扉上のコントロールパネルでは温度と放送の音量の調節や室内灯の入切が出来、
緊急レバーも用意されている。


通路側の窓には中程に手摺状のガードがある。


車端には自転車を置くスペースが用意されていた。


両サイドの壁に鏡、帽子置き、荷物棚が残っていて、
コンパートメントの座席を撤去しただけの様だった。


コンパートメント車の化粧室は幅が広く、
トイレと手洗台が直角関係にある。


トイレの上の方には便座カバーのホルダがあった。


鏡は三面鏡になっていた。


1等席はレッドカーペットで2+1配列。


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