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2012-4 ベネルクスと周辺


NS InterCity Materieel
Verlengd InterRegio Materieel



IC2858 Apeldoorn16:45発-Utrecht17:28着
IC8860 Utrecht17:55発-Vertrekにて運転打ち切り
Gouda20:22発-Rotterdam20:40着
Rotterdam8:07発-Haarlem9:03着
Haarlem17:44発-Leiden18:03着
Leiden19:47発-Den Haag20:03着
Den Haag20:18発-Rotterdam20:37着

この日はベネルクスレールパスを使用。
2等3日間2人のセーバーパスで合計242EURで1人1日あたり約4,500円程度。
尚、オランダでは1日乗り放題で48EURのNS DayCardという切符も販売されている。


1994年に登場した2階建てEMU。
4両と6両編成のユニットがあり、型式は数種類に渡るが、
この形状をした車両がオランダで最多数派を占めている。


乗降扉はプラグタイプの両開きで前後2個所、台車上辺りにある。


サイドビュー、前扉の窓高さにある青い帯は上階の窓に続いている。


1・2合造の中間車。
1等の部分は1・2階の窓間に青いラインが入っている。


ラッピング車両も見られた。


2階の2等客室、クロスシート2+2配列。
小型旅客機の様なドーム型の空間で座席上の荷棚が無く、
背中合わせの背もたれ下部を荷物置き場としている為だろうか
向かい合わせ席が多い。


客室端部、下に降りる階段の入口は片側にオフセットしているが、
壁沿いは高さが低いので1人掛けの座席がある。
中央にある扉は車内サービスカカート用のエレベータで
その上に表示器が用意されている。


向かい合わせ部には窓下にテーブルがあり、
その下にゴミ箱が壁に埋め込まれている。


窓は横長で上を向いている。


ガラス製仕切の奥は1等席で1+2配列。


上/下階へ行く階段が左右に配置され、間に車内販売用のリフトがある。


新しい車両ではリフトが無くなり、その分階段幅が拡がった。
手摺の手前にあるのは乗降扉の開閉ボタン。


乗降扉と同じ高さの車端部は折畳み椅子になっていて、
自転車などが積み込み可能なスペースとなっている。


貫通扉はスライド式で、窓は鉄線入り。


乗降扉の内側にパイプ状のリンクが付いている。


下階の階段から見た中階部分。
デッキにはガラス製の仕切がある。


下階も2+2配列、下辺が短い台形状の断面をした空間。
窓上に荷棚があるが高さが小さく、大きな荷物は入れられない。


片方向きの座席も多く、その場合は前席の背面に折り畳みテーブルが付いている。


片方向き座席の前席は下部がゴミ箱とっている。


天井にある荷棚と照明はウェーブ状の曲線を描く。


停車中の1階席からの眺め。
ホームは窓の下辺と同じくらいで、日本並みの高さがある。


化粧室は狭いが大きな明かり窓がある。


手洗い台、小物置き、手拭き紙ホルダーと鏡が重ねられ、
トイレットペーパーや屑物入れも埋め込まれている。
そして落書きがひどかった。


途中で速度を落とし停車、
オランダ語で車内放送があり隣の人によると車両故障らしい。


救援列車が来る様だが通常はインターシティが停まらないVertrekという駅で
運転打ち切りになるとの事。
隣の人が携帯電話でVertrekから出る列車の時刻を調べ見せてくれた。


救援として同型の編成が連結された様で、
Vertrekで下車すると2編成連結された状態になっていた。


苦情用か遅延照明か車内でハガキ形のカードが配られた。


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