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2011-4 イタリア
GTT ミヌエット
minuetto(EMU)

Rivarolo発-Chieri行き


REG20001列車
Torino Pota Susa6:19発-Torino Lingotto6:27着


トリノからミラノへ戻るのに鉄道版LCCと言えるarenawaysという会社が運行する列車に乗ろうと思ったが、
Web予約は出来ず電話のみの様でイタリア語は話せないので予約出来ずにいた。
その列車は代表駅のポルタ・ヌーバには乗り入れず、リンゴット、ポルタ・スーザと停まりミラノへ向かうので
それらの駅に行けば切符が買えるだろうと思い、ミラノに戻る前日に地下鉄でポルタ・スーザ駅へ向かった。

ポルタ・スーザ駅の出発案内板や時刻表にもそれらしい列車は無く
改修工事中で新旧複雑な状態になったホームを一通り探したが
arenaという文字は何処にも無かった。
翌日乗ろうと思っていた列車が来る時間が近付いてきたが
ホームを見渡せる事が出来ないので、もう一つの停車駅リンゴット駅に移動する事にした。


ポルタ・スーザ駅構内のカフェで購入した近距離切符、料金は1.3EUR(約160円)。



ミヌエットという愛称の3両連接のEMU、
前面にイタリア150周年のマークが付いていた。


全車2等、両端の車両はクロスシート向かい合わせ4人ボックス配置で
扉より運転台寄りはハイデッキになっている。


運転台後ろは両側に機器室があり、座席は反対側を向いている。


インターシティ並みにゆったりとした座席、
通路側に脚が無い。


座席間の窓際にあるゴミ箱。


側部を上にスライドさせ倒すとテーブルになり、下から電源コンセントが現れる。


先頭車にある乗降扉も前には中央に手摺の様なパイプが付いていて
車椅子など幅のある物の出入りをガードしている。


車椅子対応になっている中間車の扉には当然ガードが無い。
その扉の隣に化粧室がある。


トイレとは反対側には自転車スタンドと長手の折畳み椅子がある。


その向かいはボックス席でデッキ寄りに荷物置き場がある。


連接部は通路がスロープになって上がり、弧を描くソファー風の座席がある。


直線だったら普通のロングシートだから上手く造られている。


結局、リンゴット駅にもarenawaysの文字は無く、
時間になってもその列車の姿は見られなかった。

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