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2011-4 イタリア
プッシュプル近郊列車
トリノ発-ヴェンティミリア行き R10173列車
Turino Porta Nuova 8:00発- Carmagnola8:31着
サボナ発-トリノ行き R10188列車
Cavallermaggiore15:16発 - Turino Porta Nuova 16:00着
自動券売機で購入したトリノからブラまでの乗車券。
KM50という表記があり、料金は2等2人で7EUR(約850円)。
ブラの駅窓口でトリノまでと言って購入した切符は
80kmと印刷された常備タイプのもので
金額の表記は無いが、2枚で9.6EUR(約1160円)
行きに乗った編成はE.464型牽引。軸配置BBで片運台になっている。
機関車の後ろ1両が1等車で残り6両が2等車だが、様々な客車が連結されている。
帰りに乗った列車は軸配置BBBの632型電気機関車の牽引だった。
編成の反対側は制御客車で、折り返しでも機回しの必要が無い。
車端に乗降扉がある標準客車ベースの制御客車は
運転台の後ろは低床になっている。
運転台すぐ後ろの台車上は自転車止め具や、簡易的な棚の様な折畳み椅子がある多目的スペース。
低床扉の後ろは片通路セミコンパートメントになっていて、
3人掛け向かい合わせの6人室だが床面積が広い。
その後ろは階段を上り、標準的な床高さのオープン席。
基本的に2+2配列で、座席方向は固定され、向かい合わせ配置が多い。
一部片方向向きの座席もあり、フットレストが付いている。
反対側も片通路になり、扇形をした荷物台?やガラス張りの仕切がある。
中間に連結された両端2扉車は端にガラス張りのコンパートメントがある。
扉も付いているが、全てガラス張りの仕切で、隣室はもちろん開放席まで見渡せる。
3人掛け向かい合わせの6人室だが座席は2人掛けと1人掛けに分れ間に空間がある。
荷棚は片側の窓上のみ。
扉もガラス張りで照明などのスイッチ類や鍵は無い。
両端2扉車のデッキ、仕切の面に乗降扉の開閉ボタンがある。
コーナーに堂々と消火器が置かれている。
化粧室の扉が変わっている。
別のコーナーは屑物入れに」なっていた。
化粧室内、狭いスペースに大き目の洗面台がある。
台形断面の高運転になっている、中央寄りに両開き扉があるタイプの制御客車。
車内はクロスシート2+2配列向かい合わせ配置、
ゆったりしていて両開き扉の客車とは思えない。
デッキ際には透明な風除け板が付いている所もあった。
車両によって座席の形に違いがあるが、角張った印象を受けるインテリア。
両サイドに張り出した枕が特徴。
元1等席と思われる2+1配列の部分もあった。
背もたれの脇にはスイッチパネルの跡の様なものがあった。
座席間の幅広い肘掛の先端がドリンクホルダーになる様だ。
両開き扉の中央にパイプ製の手摺が付いている。
デッキの仕切壁には折畳み椅子が内蔵されていた。
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