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2011-4 イタリア
マルペンサエクスプレス
Malpensa Express
EX24928/10331列車
ミラノ中央駅-マルペンサ空港
Milano Centrale10:55発-Malpensa Aeroporto11:38着
チケットは当日ミラノ中央駅の自動券売機で購入。
マルペンサエクスプレスは一等扱いとなり2人で14EUR(約1,700円)
車両は近郊電車タイプの2階建て電車4両編成。
北ミラノ鉄道の列車がミラノ中央駅に乗り入れる様になった。
凹凸が無く直線的な車体側面。
乗降扉はプラグタイプの両開き、
間口が広いが間に手摺状のガードが設けられている。
車体中央側は扉のすぐ脇に上り階段がある。
車端寄りはも壁になっていてデッキ部のスペースは扉の幅だけになっている。
下階客室の通路は中心線上にあり、
上階への階段は壁沿いから中心線寄りに曲がりながら上がる。
階段から見たデッキ。
天井がドーム状で窓が低い位置にある上階の客室。
クロスシート2+2配列で、大部分が向かい合わせの配置。
1等車を示すシールが貼られているが、
車内は近郊電車とほぼ同じ。
下階の通路高さを確保するため、客室端は更に床が高くなっている。
下階の階段脇が荷物置き場になっているのが、
近郊電車との違い。
荷物置き場の上にも荷棚が残っていて、最小限の変更になっている。
天井が平らな下階客室。
立った状態での高さを稼ぐ為に通路が低くなって
相対的に座席部分の床が1段高い。
後ろの車両は1階客室への通路がスロープで幅広い。
この車両はバリアフリー対応のトイレを備えているが、
鍵が掛けられ使えない状態にされていた。
スロープ通路の先はバリアフリー対応の客室、
床が広く、折畳み椅子になっている部分は荷棚も無い。
車端客室への階段は3段、
更に貫通扉近くでスロープが付いて高くなる。
台車上のとなる車端部の客室、
空間としての制約は無い様に思えるが、他の客室と同じ小さめの荷棚で
座席上の天井が下がっている。
貫通部分、扉を開けると長い幌。
私鉄のTrenordによる運行で
以前、マルペンサエクスプレスは全てカルドナ駅発着だったが、
中央駅にも乗り入れる様になった。
二階の車窓から見た管制塔。
マルペンサ駅に乗り入れるユーロスター・イタリアも出来た。
区間列車として、近郊用の同形車両も空港に乗り入れている。
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