ラッシュ時間前でも渋滞がひどくガンビル駅に到着したのは16:30、
空港から乗ってきた車にはチルボン駅に先回りしてもらう。
ターミナル駅らしく無い高架駅で、窓口に出来た列にArif氏が並んだ。
窓口前にあった予約申し込み書、
英語も併記されわかりやすい。
窓口の上に出ていた時刻表
。
列車名と行き先、発車時刻だけが書かれている。
16:45発SEMARANG行きARGO SINDORO号は行列の流れ具合を見ると厳しいいが
17:15発ARGO JATI号、18:30発CIREBON EKSPRESとそれなりに列車がある。
とれた列車は何と20:45発で、乗ってから知ったが、
ジョグジャカルタまで行く長距離夜行列車だった。
料金は乗車区間に関係無く列車ごとの設定で、
翌朝4:30に到着するジョクジャカルタまでと同じ
235000Rp(約2350円)。
時間が出来たのでホームでガンビル駅を発着する列車を撮影
。
ホームには黄色いシャツを着た赤帽がいて、到着する長距離列車を待っていた
彼らはホーム端でに進入してくる客車のデッキを確認し、
上客が居そうな客車を見つけると停車位置まで走って付いていく
。
20:20乗る列車が入線、機関車はCC201型ディーゼル機関車
で後ろ向きに
入ってきた。
別な日に撮影したCC201型の前側。
入線後、機関車は切り離され反対側に連結されていたが、
発車ギリギリになるかもしれなかったので、本来の前の方へ見に行かなかった。
ホームは賑わっていているが、旅行者が多く危険な感じはしない。
この列車は全てExecutiveクラスで
回転リクライニングシート2+2
配列の車内。
座席の販売順が関係しているかもしれないが、少なくともこの車両は満席。
ほとんどの乗客が翌朝まで乗車する列車なので、
早々に背もたれを一杯まで倒して毛布を掛けて眠る乗客が多い
。
仕切り部に液晶モニターがあり番組が上映されていたが、
イヤホン等のオーディオ設備は無く、音声は出ていなかった。
長距離国際線の航空機の様に
毛布と枕が各席に用意されている。
大柄な樹脂製の肘掛とシートピッチの広さは、
韓国のセマウル号を連想させられる。
下車した0時近くまで車内は減光されなかった。
荷棚の下には読書灯が用意されている。
窓際の小テーブル下に電源コンセントが用意されている。
出発して検札後、女性が各席に声を掛けながら回ってきた。
食事の注文をとっていた
。
15,000Rp(約150円)の麺を頼んだ。
肘掛に折畳みテーブルが格納されているので
座席でも不自由なく食事ができる。
5角形の窓が付いた仕切り扉は押しボタンで開く自動扉
。
四角いボタンの車両もあり、扉の脇にあるので
玄関の呼び鈴の様。
扉の開け方がわからずデッキに閉じ込められた様子もあった。
客室の通路は中央だが、仕切り扉は少し
片側に寄っている。
トイレはしゃがみ式の方が多く
お尻を洗浄するシャワーも付いている
。
扉を開けて正面という配置の所もあった
。
洋式タイプは四角く、やはりお尻用シャワー付き。
円筒状のゴムが密着している連結部、
貫通扉が妻面より奥についているので通路が長く感じる。
デッキには手動の内開きで、丸落とし式のロックが付いている
。
何両か先に付いていた食堂車。
中心辺りに広くてオープンなカウンタがある。
ビュッフェの様な感じでカウンターチェアのある高いのテーブルが片側に並ぶ。
イスラムなのでお酒は無いが、夜遅くでも賑わっていた。
定刻より10分少々の遅れでチルボン駅に到着、
車の方はまだ来ていなく5分程待った。
帰りは車で、夕食を食べたチルボンのレストランを出たのが22:00、
ジャカルタのホテルに着いたのがAM3:00で、夜中でも5時間掛かった。