鉄道世界旅行ホームページ
2011-4 イタリア
FSE - Ferrovie del Sud-Est
旧型DMU

TVAT1113
Bari Centoro8:36発-Alberobello Locorotondo8:48着

アルベロベッロからロコロトンドまで8kmの料金は1人1EUR。



正面にAd79と書かれ、Aerferのエンブレムを付けた
古風なディーゼルカーが単行で来た。


両運転台の2扉車、
床下や台車までカバーされた丸みのあるデザイン。


運転台と乗降扉の間にシャッタの様なものが付いていた。


本当にシャッタで、開けてカートを下ろしていた。
乗客の荷物も乗せてくれる様だ。


レッチェで見かけた車両は落書きだらけ、
ベースの色も違い暖色系だった。


折り戸両開きの乗降扉、内と外に1段づつステップがある。


車内はクロスシート向かい合わせ配置。
座席の背もたれが低い。


荷棚は窓の上だけで、上着掛けのフックと
カーテンレールが一体になっている。


トイレのスペースに合わせ、窓一つ分中央寄りに仕切り扉があり、
デッキ寄りのスペース折畳み椅子が壁に沿って3つ並ぶ。


両開きの扉間には上下に掴み棒が渡っている。
写真左の窓が無い扉の向こうはシャッタのある荷物室。


トイレはキハ40系や50系客車のようにデッキ側に扉がある。


客室と同じサイズの明り取り窓があり、明るい化粧室。
洗面台の水は足踏み式。


トイレは便座が無く、水洗タンクが仕切りの上方に設置されている。


アルベロベッロの隣駅があるロコロトンド
丘の上に形成されている円形をした旧市街が、
ロコロトンド駅からマルティーナ・フランか方面へ向かう車窓から見られる。


ロコロトンド旧市街にある公園から線路を見下ろす。


アルベロベッロほど密集していないが、所々にトゥルッリが建っている。


車体中央付近と連結側の車端に乗降扉がある2両編成のDMU、Ad81型


進行方向左側には乗務員扉が無い。


2両編成で似たような雰囲気があるが、
乗降扉が中央部に1箇所づつしかないAd121型DMU。


ロコロトンド駅の留置されていた旧型の客車。
新型ATR220の大増備の影響があるのだろうか、多くの駅で古い車両を見掛けた。


トラムの様な低床連接型の車両も見掛けたが、もう使われていないらしい。



写真の無断転載を禁止します。