鉄道世界旅行ホームページ
'10-4ハルツ地方&デンマーク

Veolia HEX HarzElbeExpress

Sandersleben-Halberstadt-Wernigerode間
Halberstadt-Quedlinburg間乗車


今回はほぼ3ヶ月前にインターネット予約、
Sparpreis(Einfache Fahrt)という特別料金で
フランクフルト空港から3列車を乗り継いでベルニゲローデまでが
2等ICE予約料込み2人で54EUR(約6700円)。
正規料金では1人で78EURなので半額以下だが、
予約時に決めた列車以外では無効となる。

DB運行の列車では車内検札の時にクレジットカードが必要だったが、
端末の違いかHEX車両ではプリントしたチケットを車掌に見せるだけだった。


クヴェトリンブルク-ヴェルニゲローデ往復を
クヴェトリンブルク
駅窓口で購入すると
平日9時から3時まで有効の”Hopper-Ticket"クヴェドリンブルク-ヴェルニゲローデ往復1人あたり8.5EURと
行程上9時前の乗車区間になる"クヴェドリンブルクからハルバーシュタッドまでの2人片道券7.6EUR
合計24.6EUR(約3050円)と、組み合わせで若干安くなる様に発券してくれた。


その翌日はクヴェトリンブルクからヴェルニゲローデの片道を購入。
A4版の用紙で上には間近の乗り継ぎ時刻が印刷され
下1/3程が切符になっている。
料金は2人で17.2EUR(約2150円)


HEXはヴェオリアが運営するハルツ地方の地域鉄道。
車両はシーメンス社製DesiroシリーズのDMU。


2両連接車は各車片側につき1扉づつで、
片方の運転台後ろの客室窓上には1等席を示す黄色帯が入っている。


単車の車両は片側2扉で車体が長い。


広告ラッピングされた車両もみられる。


Blankenburg方面とThale方面の列車がHalberstadtで併結してMagdeburgへ
向かうという運行パターンが多く、Halberstadtで連結・切り離しされる。
時間ロスの少ない乗り換えが考慮されていて
この駅では毎時同じ頃に各方面からの列車が集まり、
一旦ホームに揃ってから順次各地へと出発してゆく。


乗降扉より運転台寄りは台車上となるので床が高くステップがある。


編成両端の高床部はクロスシート2+2配列、
座席の向きは固定され向かい合わせになっている部分が多い。


片方の運転台後ろは1等席で、”1”と表示されたガラス扉で仕切られている。


2等席側も1ボックス分のところでガラス仕切りがあるが仕切り扉は無い。


乗降扉は両開きで押しボタン式、ガラスの面積が多い。


デッキまわりには分別式屑物入れ、大小パンフレット差し、
チケットの刻印機など各サイド違った物が付いている。


片方の車両には自動券売機とバリアフリー対応の化粧室がある。
券売機は駅にある物とは違い外国語対応がなかった。


トイレは大きな明かり窓があり、鏡も広い。


2+2配列の通路につながる様、トイレ部分の壁は斜めになっている。


トイレの無い方の車両の低床部は大半が
折り畳み椅子とクロスシート片側づつのレイアウト。


ジャンプシートの間にシートベルト状の
自転車固定具が用意されている。


写真の無断転載を禁止します。