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'10-9 韓国 全羅道

RDC ムグンファ号

光州発 - 順天行き
ムグンファ1976列車

光州6:15発-順天9:03着


光州から順天まで1人8,500ウォン(約630円)。
KORAILホームページにて予約し、プリントアウトした予約確認書を駅窓口に出して
レシート状のチケットを発券してもらう。


かってのトンイル号扱いの通勤列車用に造られた
Commuter Diesel Carをムグンファ号用に改造した9000型RDC。


元々片側につき2箇所あった乗降扉のうち1箇所が埋められていているが、
車体の裾が延長されている部分がその名残。


両端非貫通の4両編成、
元々キハ47の様な扉配置だったうちの1箇所を埋めているので、
1両に大小2つの客室が出来ている。


各車メインとなる客室の車内は回転リクライニングシートの2+2配列。


座席はムグンファ号用客車と同じタイプで折畳みテーブル無し。


ムグンファ用への改造で新設されたデッキとの仕切り扉には
折畳みで面積を広げられるテーブルが付いている。


ここの仕切り部には電源コンセントが用意されている。


車端の壁は機器類の扉があるのでテーブルは無い。
ここの壁だけLED表示器が付いている。

運転台の後ろは仕切り窓だった所に、
列車をキャラクタ化したイラストのシールが貼られている。


シートピッチもリクライニング角度もKTX2以上。
扉を埋めた部分は窓が変則的になっている。


向かい合わせにすると膝元は狭く感じる。


2つ並ぶランプの間にスイッチがある読書灯。
カーテンは両側の窓一体となっている。


光州松汀で折り返し今度は市街の南を抜けるので、列車は栄山江を2度渡る。
朝靄の上に陽が昇り美しかった。


4号車の乗降扉より連結部側は座席が向かい合わせに固定され、
間に大形のテーブルが設置されている。


1号車の扉後方の小さな客室にはセマウル号タイプの豪華な座席が2列並ぶ。


反対サイドには座席が無く車椅子スペースの様だが、
乗降扉のスロープになりそうなキャタピラ状の器具の置き場にされていた。
仕切り扉も他より幅広いが、ワイドな座席がはみ出ているのが気になる。


3号車の狭い側の客室はロングシートでつり革付き。
座席や網棚は新しくなっていて読書灯も付いている。


乗降扉は両開きで3段のステップがあり、扉がずいぶん下に感じられる。


連結部、貫通扉の幅は狭めだが、幌はワイド。


4号車車端には男性小用と洋式のトイレがある。


1号車の化粧室はバリアフリー対応で広く、
1つの個室に2つ配置されている。


洗面台は小さく、オムツ交換台もある。


壁一面イラストが入りMini Mini Cafeと書かれた3号車の一端。


Mini Mini Cafeの内部、片方の窓際にカウンタ風のテーブルと椅子が並ぶ。


反対側は大型の自動販売機があり缶、瓶、ペットボトルの各種飲料や
チョコレート、クッキー、スナック菓子、ガムまで販売されている。


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