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'07-3 ポルトガル&バスク

AVE S-102
Talgo350

マドリード発−タラゴナ行き AVE9835列車
ZARAGOZA18:30発-LLEIDA19:20着


航空券タイプのチケット サラゴサ−リエイダ間2等にあたるTURISTAクラスで
21.3ユーロ(約3300円)。


サラゴサ駅は広々として真新しいAVE仕様の駅になっていた。


集中動力方式で両端は独特な先頭形状の動力車。


客車12両+両端動力車の固定編成を2編成連結されての長編成。


客車はタルゴ同様短い車体の連接車。


ツーリスタクラスはリクライニングシート2+2列、
車端部など一部の席を除いて方向転換が可能となっている。


奥の方に固定テーブルのある向かい合わせ席があった。


座面が前方にスライドしてリクライニングする座席。


座席背面にはテーブルとフットレストが折り畳まれていて、
2座席間には小さなゴミ箱がある。
そしてマガジンラックにはイヤホンが入っていた。


座席間の肘掛下部にオーディオ操作のスイッチとイヤホンジャックがある。


仕切り扉上には液晶モニターと車両番号、現在時間、外気温の表示盤がある。


モニターでは現在位置表示などが流れていたが、
こちらにも現在時刻と外気温表示があった。
尚、営業最高速度は300km。


両端の客車は乗降扉が無いので隣の客車から乗降。
足回りの関係で貫通路は裾が狭い。


標準的な客車のトイレはデッキに面していて円形のスペースとなっている。


客車の端である12号車の動力車側、
台車上となるので床が高い。
狭く機器室という感じの通路だが先にトイレがある。


洗面台と一体でコンパクトにまとめられたトイレ。
表示はピクトグラムが中心。


カフェテリア隣の7号車にある自動ドアの車椅子対応トイレ。
先に見える客室側には公衆電話機が見える。


編成の中央付近にあるカフェテリア、椅子は無く窓沿いにテーブルがある。


このカフェテリアが2等ツーリスタクラスと1等プレフェンテクラスの境目。


車窓は夕暮れの広大な風景、
立った高さに合わせて窓位置が高い。


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