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'07-8 西オーストラリア


ベネットブロック鉄道
Bennett Brook Railway  

パース郊外、ワイナリーとして有名なスワンバレーの近くにある
広大な公園ホワイトマンパークの園内にある軌間2フィート(約61cm)の保存鉄道。


訪れた日は水曜日、本数は1日3本と少なくなるが週末以外に水木曜日にも運転がある。
蒸気機関車も複数保有している鉄道だがこの日はDL、まずはバック運転で出発。


1km程先のMussel Pool駅で折り返し、機回しが行われる。


本日の編成は機関車+客車4両。


Planet型ディーゼル機関車。


1両目は窓が外されたオープン客車。


車内は壁沿いにプラスチック製の椅子が並べられている。


2両目は縦長の窓が並ぶ。


デッキ部のほか、客室中央にも仕切りがある。
座席はソファータイプのものが壁沿いに配置されている。


半室は一部の座席がカラフルだった。


3両目はトロッコ風展望車で中央に扉がある。


椅子は1両目と同じプラスチック製。


最後尾は出窓のある車掌室付き、側面には1stと書かれたプレートが付いている。


背もたれが高く1等車らしい座席だがオリジナルではない感じもする。


この車両も客室が仕切りで分けられていて車掌室側は2等の様。


何となく航空機のジャンプシートを連想させる車掌席。


チケットは車掌が車内で販売する。


機械仕掛けのダイヤル式発券機。


チケット、料金はAU$7(約700円)。


ワラビーかカンガルーか、車窓から跳ねている動物が見えた。


信号機は腕木式。


丸いSTOP看板が振り子する変った標識。

拠点のWhiteman Village Junction駅のホームに1両停まっていた客車。


食堂車の様で向かい合わせ席の間にテーブルが設置され、カウンターもある。


跨線橋から次の列車の発車を撮影。


次の列車は遠足であろうか子供の団体で賑わっていた。


広大で人の少ない公園だが踏み切りのランプは点灯する。


公園内にはベネットブリック鉄道の他に路面電車の路線も敷かれ、
週末であれば鉄道と市電両方の運転がある。




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