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'06-8 東南アジア


EKSPRES SENANDUNG MALAM
シンガポール発 − クアラルンプール行き SM12列車

ジョホールバル23:36発−クアラルンプル7:08着


この列車はマレー鉄道KTMホームページで予約、
乗車クラスはもちろん、座席(寝台)番号の予約状況も見られ選ぶことも出来た。
自分で印刷するEチケットで一応駅の窓口で確認はしたが、
乗車前の手続きは無く改札や車内検札もこのプリント1枚で済んだ。
料金は1等寝台下段で127.8リンギット(約4100円)


列車は10分少々遅れてホームに入ってきた。
牽引はアメリカンスタイル軸配置C-Cの25型ディーゼル機関車


車両に乗り込みチケットの通り1号室の扉を開けたら上下段とも
白人系の女性がいてびっくり。
どんな都合で変えられたかわからないが車掌に2号室へ案内された。


マレー鉄道最上級の寝台Premier Night Deluxe (ADNFD)


2段ベットのトイレ・シャワー付き2人用個室寝台。


通路側の壁は棚状になっていてテレビやゴミ箱があるが、
使いにくく奥行き必要以上に大きい。


折りたたみ可能な上段寝台。
日本の開放型A寝台と同等のSuperior Night (ADNS) に比べても
窓が無く天井も低く、寝台相席で利用する価値は低い。


テレビやオーディオのスイッチパネルは読書灯とあわせ上段にもある。


下段ベット、向かい合った座席を前に引き出した上にマットが入ったトレー状のパネルが載っている。


下段の読書灯は座席状態も考慮され窓の両側にある。


上段から見下ろしたところ。
写真左の扉は隣の部屋とつながっている。


トイレ・洗面台・シャワースペースは奥にある。


トイレ・洗面台とも広々としている。


シャワースペースは別になっていてアクリル製扉で仕切られている。
タオル類が全く無くシャワー後困ったが、
翌朝車掌が回収しに来たので運悪くこの部屋だけ無かった様である。


検札後、無料という食事の注文がとられ麺を選んだ。
もう0時過ぎなので朝食の事だと思ったが30分後に持ってこられた。
寝台状態だとテーブルが無いのが不便で
ハンガーのある棚に置いて立ち食いした。


翌朝到着30分前には、ハンバーガーと紅茶(又はコーヒー)を持ってきてくれた。


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