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'05-4 バルト海沿岸の国々

国際夜行列車
ワルシャワ発−ビリニュス行き
19315/28列車

ワルシャワ22:54発−ビリニュス9:23

ポズナニ中央駅で購入したチケット、
上が2人分の簡易寝台券86PLN(約3、000円)下が1人分の乗車券82.99PLN(約2,900円)
メモで寝台車2人部屋と伝えたがクシエットだった。


地下にあるワルシャワ中央駅に入ってきた列車、
牽引するのはEU07型電気機関車。


やって来た列車はクシエット1両、寝台車1両の客車2両編成。
途中で機関車や進行方向が変わったが、
終点ビリニュスまで客車は2両だけだった。


2等クシエット(簡易寝台)、3段ベット向かい合わせの6人部屋。


上段は特に足元の天井が低い、
しかし通路の上に当たる部分にある荷物置き場があり以外と空間的には広く感じる。


中段ベットを下ろすと背もたれになり、
座席コンパートメントの様になる。


仕切側、入り口の上に室内照明やエアコンのスイッチがある。


通路、窓と窓の間の壁側に折り畳み椅子があり、
上段ベットだった私は早朝から長い間座っていた。


車掌室の入り口に貼り出されている料金表、
飲み物などを販売している。
発車直後、女性車掌は寝台車への変更が出来るか聞いてみたが、嫌な顔をして断られた。
意外だがポズナ二でチケットを購入した時点で寝台車は満席だった可能性もある。


早朝、妙なきしみ音がして停まったり動いたりしたので
飛び起きて後ろの貫通扉の窓から見たら変な線路が見えた。
4本のレールは軌間変換装置の様に思え、
向こうに見える大ライトはポーランドの機関車の様である。
車体をジャッキアップして台車を交換していると聞いた事があるので定かではないが・・・。


リトアニアの森を快走。


乗車したクシエット客車、貫通扉は1枚。


機関車が切り離された2両の客車。軌間変換が出来る台車には見えない。
写真手前が寝台車。


リトアニア国内を牽引したディーゼル機関車。


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