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'05-4 バルト海沿岸の国々+ベルギー
CFV3V(Chemin de Fer des Trois Vallees)
三渓谷鉄道
ディーゼルカー

Mariemborug11:30発−Treigne11:58着 TT121列車

この保存鉄道の路線は元は廃線となったSNCBの路線。
3月末から10月までの週末を中心に1日3〜5往復運転される。
保存蒸機鉄道として有名であるが3往復の日は全てディーゼルカーで運転される日もあり、
この日は蒸機で2往復、気動車2往復運転される日であった。


Mariemborug駅は国鉄の駅とは別にあり、駅を出て街中の道をCouvin方向に歩き、
国鉄線の踏切を渡った先にある。
写真正面が機関庫で左の建物が売店やカフェを兼ねた駅舎。


構内には様々な種類の車両が止められている。
レールバス風の気動車は元ベルギー国鉄SNCBの4610。


フランス的な雰囲気の気動車はやはり元フランス国鉄SNCFの車両、
このタイプは終点Treigne駅構内にも1編成停まっていた。


軸配置BBの元SNCF 63149 
客車は主に蒸機列車に使用されると思われるが大きめのディーゼル機関車もあった。


切符は車内で車掌から購入する往復で大人8.5EUR(約1150円)。
蒸機列車でも気動車に乗っても料金は変わらない。
終点Treigneには鉄道博物館があり、その入場券3EURも同時に購入するとチケットの下部分も付いてくる。
写真右側は時刻表で、運転パターンは5種類あり裏面のカレンダーの色と対応している。


本日の気動車はこの4407型元々はベルギー国鉄の車両。
両運転台で台車より内寄りに2カ所づつ扉がある。


車内は2+3列クロスシート向かい合わせ。
椅子に肘掛けは無く座面より背もたれの幅を狭くして通路の幅を確保している。


乗降扉より車端側の客室、ボックスが4つで着席定員20名。


乗降扉は両開きの折り戸、開閉は手動。


扉は開けると外側に張り出す。
デッキ部分には折り畳み式の補助椅子がある。


踏切手前では一旦停車、
係員が下車して交通整理をして通る。


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