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'04-8  夏の中国蒸機撮影

蘇家屯修理工場


昔、蒸機が沢山いた記憶のある蘇家屯機務段は電気機関車用の新しい車庫に変わり、
重連タイプの韶山(SS)4型が停まっていた。

その新しい車庫の脇に上遊型(SY)が2両、少し湯気が上がっている様な感じがした。


上遊0631 ”張興中華”? と書かれた装飾プレートが付いていた。


上遊1461、ランボードが白く塗られている。




それから修理工場へ移動。
蒸気機関車の修理工場はかってパシナ等が置かれていた
蒸汽机車陳列館よりも東の方にあった。
まずは説明を受けながら工場内を一回りして、
その更に奥で煙を上げている2台の蒸機を撮影。
工場の脇から奥に掛けてSY0725が頻繁に往復運転。
検査後の試運転であろう。


その横、工場裏には工建1018が停車中。


ここ蘇家屯以外では、まず見られない工建(GJ)型。
たまに動いていたが、車両を牽いているところは見なかった。


工建型のサイドビュー。


工場の奥の方ある煉瓦庫内の上遊1637も見せて戴いた。


雨が本格的に降っていたので、そのあとは工場内をゆっくり見学。
バラバラになり、ボイラーが90度傾けられていた上遊0585。


火室周辺での溶接作業の最中だった。


修理中と検査後


ボイラーは回転用コロ付きの台車に載せられている。


動輪は錆止めのクレーが塗られ、新品の様になった


その隣では、デンダーやシリンダ、ロッド類を外された状態の前進型QJ6735が入っていた。


こちらは煙室内で溶接の火花が光っていた。

1998年 蘇家屯蒸汽机車陳列館訪問へ

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