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'03-8 ニュージーランド

オークランド − ウエリントン
オーバーランダー号

オークランド8:30発 − ハミルトン10:43(発)
現在走っているロトルア発の長距離列車はウエリントン行き昼行オーバーランダーと夜行ノーザンナーだけ、
予定ではオーバーランダー号からハミルトンでロトルア行きバスを接続させたカイザーランドコネクション
を利用しようと考えBRITOMARTのトランツシーニックのカウンターへ行ったのだが、
そこに並べられたパンフレットにも載っているのに、このサービスは廃止されていて
ロトルアまでならバスで行けと係員に言われた。

それでもトランツシーニックの列車に乗ってみたかったのでハミルトンまで列車
ハミルトンからロトルアまではインターシティ(バス)と別々に予約して
距離があるハミルトン駅から市街のバスターミナルまではタクシーを利用する事にした。

夜行ノーザンナーとしてオークランドのBRITOMARTに7:00に到着した車両が
そのままオーバーランダーとなる。
その為、オーバーランダー号はまず展望客車を先頭にして駅を出て
一旦ニューマーケット駅方面へ抜けスイッチバック。
旧オークランド駅にある三角線で方向を変え機関車が先頭となる。


最後尾の展望車、こちら側を先頭に係員の無線指示により駅を出発。


客車から切り離されたディーゼル機関車の後面。
私が下車したハミルトンでディーゼル機関車から電気機関車へと機関車の交換が行われていた。


ハミルトンから先の電化区間は30000型電気機関車が先頭を務める。


両側オープンデッキ付きで”暖房車”を連想してしまう電源車AG147。


予約した切符は普通にプリンタで白黒印刷したA4判で、
乗車前ホームに出現する即席カウンタでチェックインして座席番号が書かれた搭乗券を受け取る。
大きな荷物もここで預け降車駅別のタグを付けて電源車に載せられる。


私が乗った客車の先頭C号車、AO117車内。


座席はリクライニングシート2+2列方向は変えられない。
座席背面のテーブルはボタンで止められている。


その後ろの車両、シートの柄は同じだが枕部分が分かれた形になっている。


新シート車を後部から見たところ、テーブルが小さくなっている。
席の背面には緊急時の為の安全のしおりやゴミ入れ用ビニール袋が用意されている。


その車両の約1/3を占めているスナックスペース
飲み物やお菓子からレンジで暖めるスープなどの食事まであり、
座席まで注文をとりに廻り持ってきてくれる時もある。


スタンドは食器類が並べられ、他のテーブルはゴミ箱の上しかなく
座席に持ち帰るのが原則らしい。


この車両は新型シートで端だけボックス配置になって間に大きなテーブルがあった。
乗車した日は女学生の団体が乗っていて車内は騒がしかった。


乗車した日の後の休日に連結されていた向かい合わせ車両。
ステンレス車体で外板のコルゲートが特徴。窓の上下幅が小さい。


この車両にも車端にカウンタ設備があったがシャッターが下りていた。


連結面は離れていて貫通幌が長い。


一番うしろA号車AO209。シート、天井ともC号車と似ているが展望スペースがついている。


ソファーをコの字に並べた展望スペース。
フリースペースで団体の学生も来ていた。


大平面ガラスから最後尾を眺めるのは楽しい。


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