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2002-3
CNL
City Night Line

シティナイトライン

 チューリッヒ発-ドルトムント行き 
50470列車 ”Sirius”

Zürich HB 20:44発-Köln Hbf 6:29着

イタリアの寝台車アルテシアと同様、この旅の大きなポイントとなるところなので、寝台券はレールパスと同時に日本で手配、料金はデラックス寝台2人で$218(約28,000円)。
充分満足で、私がこれまで乗った列車の中で最高だと感じた。


始発駅なので早めにホームへ行くと出発時刻の30分程前に列車が入線してきた。
頭端式ホームなので、入線時に先頭で来た機関車は駅で切り離され置いて行かれる形になる。


チューリッヒ出発時の牽引機はスイス国鉄Re4/4Ⅱ型。
軸配置BBの交流機で1964年から導入された代表的な機関車。


ケルン到着時の牽引機はBAYERの広告塗装で青いDBの101型電気機関車だった。


このときの編成は
機関車荷物車-リクライニング車-簡易寝台-食堂車-寝台車-寝台車-寝台車寝台車-簡易寝台-リクライニング車
前の方がハンブルク行き後ろ3両が乗車したドルトムント行きとなっていた。


乗車した寝台車は50号車、WLABm 61 85 06-94 308-2。
個室側は天窓を入れて上下に3段ほぼ均等に窓が並んでいる。


ケルン到着時には前方にミュンヘン発の夜行列車が併結されていて、
機関車2等個室-ビストロ/1等-簡易寝台-簡易寝台-寝台-リクライニング-簡易寝台-寝台車
という編成で乗った車両が一番後ろとなっていた。


客車乗降扉に掲げられた表示板。
CNL 40470/50470”Sirius”Dortmund行きで途中の主要停車駅も書かれている。


デッキから車内に入ると手前には車掌室がある。
ヨーロッパの寝台車は各車両専属で車掌が乗務し、朝食等のサービスもその車掌が行う。


客車内の部屋配置、上の12・13・15・16が”デラックス”(2人用)、
14と下の2-10が”コンフォート”(2人用)、
両端の2・11は2段ベッド向かい合わせの”ファミリー”(4人用)


寝台車の通路は片側に一直線だが、上下の部屋につながる吹き抜け的な空間が所々にあるので開放感がある。


通路から上下へ馬蹄状に階段が延び、上がデラックス1室、下への階段はコンフォートが2室につながる。


今回指定された15号車の入口、階段は垂直な面が抜けている。


上の個室から廊下側を見たところ。 
階段部仕切り板の付け根部分はアクリル製で下段側への階段が見える様になっていた。


入口の扉を開け最初に見えるのは窓際の固定テーブルと向かい合わせの椅子。


上階にあるデラックスの個室内。
階段の分、幅が狭い出入り口部がテーブルのあるリビングスペースとなっている。


窓2つと天窓2つがあり、かなりの開放感。
注文を付ける点としては、もっと乗車時間が長い列車に使って欲しいという事くらいである。


ちょうど反対側から見たデラックス個室内。
手前側の扉が出入り口で、奥が洗面所の扉、ドアは航空機内の様な取手となっている。


テーブルには税関申告書や朝食の希望票とボールペン、水とオレンジジュースのボトルとグラスが2つずつ置かれていて、更に検札後にウエルカムドリンク(スパークリングワイン・ビール等)のサービスがあった。


ベッドは奥の幅が広くなった部分にあり既にセットされた状態。
さすがドイツでふとんは羽布団。


上段寝台、網状の小物入れがある通路側を頭にする形で、写ってない側面には読書灯が備えられていた。
上段は縦方向に折り畳み可能で説明書きのステッカーが貼られている。


寝台とは反対側の奥、洗面所のドアを開けた状態。
窓側には洋服掛け、荷物棚、マガジンラックがある。


カーペットには三日月形のCNLのシンボルマークが付いていた。


個室専用のトイレと洗面台。
左側にはアクリル製スライドドアで仕切られたのシャワー室がある。


洗面台の鏡を開けるとドライヤーと洗面用具の棚になっていて、タオル・石鹸・シャンプー・シャワーキャップ・うがい薬・耳栓などが2つずつ置いてあった。


シャワー室、便器で入り口が狭くなっているが中は広い。


ハンブルク行き側の編成に連結されていた食堂車。


カウンターと厨房の部分は窓が無く、大きな三日月顔のCNLシンボルマークが描かれていた。


食堂車は厨房、バーカウンター、テーブル席の3つのエリアに分かれていてテーブル席は少ない。
検札が来てすぐに来た時にはテーブルがほぼ埋まり相席となった。
9時近くに出発する列車であっても結構賑わっている。


予約席だろうか、セットされた状態のテーブル。


天井は天の川が連想される照明になっている。


メニューの内容はこの後で乗ったドイツ版新幹線ICEと同じであった。


車両中程はバー・スペースになっている。


寝台車は朝食のサービスも含まれている。
パン2種類にクラッカー、チーズ、ハム、果物、そしてコーヒー又は紅茶という内容だった。


朝起きると乗った客車が最後尾になっていたので、貫通扉の窓から後方が眺められた。


ケルン到着時、前方に併結されていたDB NachtZugの寝台車。基本的にはCNLと同様な車両で、これまでチューリッヒとドルトムント、ハンブルク、ベルリン、ドレスデン、ウィーン間を結ぶ国際列車でしか味わえなかったこのタイプの寝台がドイツ国内の夜行急行でも利用できる様になっていた。


City Night Line
2003年4月乗車、エコノミー寝台へ

2014年4月乗車デラックス寝台へ

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