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| 今回の旅に使った、ユーロパスはフランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペインの鉄道に2ヶ月の間の任意の5日間１等車に乗れる2人用のものでUS＄612（約8万円）。 1日1人当たり8千円でグリーン車乗り放題だから、お得なパスだった。 |
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| 制御客車を先頭にした推進運転でホームに入ってきた。 |
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| こう運転台で機関車の様な面構えの制御客車。 この先頭車だけ乗降扉が両開きドアだった。 |
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| 後押しする機関車は連接型のE646、客車に合わせた新塗装になっている。 |
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| １等車は開放型、1+2配列の向かい合わせ配置で、枕サイドの直線的な張出しが斬新な広々とした座席。肘掛けにイヤホンジャックがあったが、差し込んでも何も聞こえなかった。 テーブル窓際だけだが、肘掛けの上面も平らで幅がある。 |
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| 客室の中央辺りに扉付きのガラス製の仕切があった。 優等列車でもない列車に、こんな良い車両はもったいない気さえした。 それでもこの車両を１等だと気づかず腰掛け、車掌に言われて移動する客が結構いた。 |
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| ２等車は2+2配列の向かい合わせで、インターシティ並みのゆったりさ。 こちらも客室は車両中程でガラスで仕切られ、禁煙/喫煙で分かれている。 |
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| 列車はアルノ川に沿って東に進む、車窓からは丘の上にある街やブドウ畑が見られた。 |
