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2002-3 西欧

Eurostar Italia
ETR−500 ユーロスター・イタリア
ローマ発-ミラノ行き ES9484列車

Firenze SMN16:58発-Milano Centrale19:55着


フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペインの鉄道に有効なユーロパス。
2ヶ月の間の任意の5日間1等車2人用でUS$612(約8万円)

ユーロスター・イタリアはレールパスの他に予約と追加料金が必要で、パリで予約券を購入。
追加料金は1人当たり11EUR(約1,300円)で2人分が1枚に印刷されている。


列車は10分程度遅れてフィレンツェに到着。直前まで番線表示が出なかったので頭端部からの人波がホームに発生したので写真は撮れず、ミラノ中央駅到着に撮影した乗車列車。


次の日に撮影した別編成、TGV等と同じく動力集中方式で両端が動力車になっていて、側面に窓が無く後方にETR500と形式、前方にはTRENITALIAとEUROSTARのロゴが入っている。


同じETR-500の2電源対応モデルチェンジ版、先頭部の形状が大きく代わっている。
警戒色と思われるが先頭部に口の様に赤色な部分がある。


開放型の1等車、1+2列、椅子の向きは中央部分が向かい合わせで端部は中央向きの固定。
シートピッチが広く照明が洒落ている。荷棚は航空機風だが大きくてトランクもすっぽり入る。 
奥には簡易コンパートメントになったボックス席もあり、更に完全なコンパートメント車もある。
日曜のみ運行の列車で、すぐ後に同様な列車がナポリ発のローマ経由で運転されていいるに関わらず1等車でもほぼ満席、結構人気があるようだ。


1等の乗客には手拭きと飲み物、スナックがサービスされる。
この列車のイヤホンジャックも、差し込んでも何も聞こえなかった。


暖かみの感じられる食堂車、通路を挟み4人用テーブルと2人テーブルが並んでいる。
イタリア人には到着時間が早いのか客はいなかった。


レストランの奥、カフェスタンドは賑わっていた。


ミラノ中央駅も頭端ホームなので到着前に先頭へ向かう人も多く、どういう訳か1時間も前に席を立った人もいた。


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