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'01-5 東欧

ソフィア発-ブカレスト行き
21/484列車  国際夜行”GRIVITZA”

Sofija17:30発-Bucuresti Nord 5:33着


出発時の牽引機はブルガリア国鉄BDZの44型電気機関車、
軸配置BB、で最高速度130km/h。


ブカレスト到着時は軸配置CCの
ルーマニアCFR 63型ディーゼ機関車が先頭に就いていた。
新型だが最高速度は120km/h。


赤白のツートンカラーはBOZの客車。


乗車したのは、水色一色に塗られたCFRの寝台車、
行き先票が2つ目の窓の内側に掛けられていた。


この夜も寝台車シングルユース。
座るのに影響しない上段はセットされた状態になっていた。


日本で言えばシングルDXに3段ベッドが付いた感じの標準的な寝台車コンパートメントで、
前日のBDZの車両と同じレイアウトだが、こっちの方が多少くたびれている感じがした


下段もベッドが壁(背もたれ)に収納された物を倒して出す形になっている。


テーブルの天板を上げると洗面台、
鏡の部分は開く事が出来、物入れになっている。
洗面台や窓の上は荷棚の様だが、横パイプが無くなっていて
周りのフレームだけになっていた。


ベッドと反対側の壁はハンガー掛けなど3人分分けられた
簡単なクローゼットになっていてカーテンが付き、その上に荷棚がある。


上段ベッドから見たコンパートメント内全体。


出発時間が早く、陽も長いので車窓も充分楽しめる。


沿線の景色がとても良かった


石灰で岩肌が白くなった渓谷も見られた。


SLの形をした小さな建物があったプレヴェン駅


この日も深夜に国境警備官が何度も来る。
国境駅ルセの停車時間が長い為、1時から4時近くまで眠れなかった。
この旅でルーマニアだけが入国にビザが必要で
旅行センターにレールパスとビザ取得代行だけお願いしていた。


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